みなさんは、「医療費控除(いりょうひこうじょ)」という制度をご存知でしょうか? 歯列矯正でかかった治療費も、医療費控除の対象となることをご存知でしょうか? 医療費控除とは、病気やケガなどにより支払った医療費の一部を、確定申告を行うことで取り戻すことができる制度のことです。 歯列矯正でかかる治療費も、医療費とみなすことができます。そのため、歯列矯正でかかった治療費も、医療費控除の対象となります。 歯列矯正にかかる費用は、非常に高額です。そのため、確定申告を行って賢く取り戻すことができる金額も、取り戻すことができます。 ここでは、確定申告で医療費控除することで取り戻すこ ...
その他
- 医療費控除を知ると一気にハッピー!
- オープンバイト(開咬症)
- 『歯並び異常』の種類
- 結婚式の準備をしているときに見つけたブログがキッカケで・・・
- こどもが見ていたYouTubeがキッカケで歯列矯正を決意!
- 鏡が多い環境だったから横顔をまじまじと見ることができた・・・
- キレイになた友人に久しぶりに会ったことがキッカケで
- 問い合わせフォーム
- 開始報告フォーム
- このような矯正歯科は、絶対に選んではいけない!
- 歯列矯正をはじめる際、歯科医院選びよりもっと大切なこと!
- 矯正治療が完了しても後戻り予防が必要になって知ってました?
- マウスピース矯正|プラスティック製なのになぜ高い?
- 保護中: 矯正治療における重要事項説明文書および同意書
- あああ(h1)
- 全国のインビザライン・ドクターズ
- 外科的矯正治療
- 矯正装置の種類とそれぞれの特徴
- 用語集
- 歯列矯正の費用だけでなく、料金体系についての確認が必須である理由
- 歯列矯正の治療費用は、噛み合わせや治療の難易度によって決まる?
- ごぼ口(上下顎前突症)
- 前歯のすきっぱ
- 日本人が、自分の歯並びを自力で治そうとしてはいけない4つの理由
- 遺伝だけじゃない 歯並びを悪くするさまざまな原因とは・・・
- 子供のガタガタ歯並びの原因と、早期治療を行うメリット
- すきっ歯の自然治癒を邪魔する 子供にみられる癖とは
- 遺伝だけじゃない 受け口の噛み合わせ異常になる本当の原因とは
- 歯列矯正を開始した際、口にしていはいけない食べ物
- 歯列矯正を開始して、最初の1週間に食べる食事はこれだ!
- 受け口の子供に必要な治療と、治療を開始するベストタイミング
- 誰でも気になる 歯列矯正中のゴムかけ期間「いったい、いつまで?」
- 歯列矯正の最難関 「ゴムかけ」のつらさを乗り切るためのアドバイス
- 医療費控除の申告について 矯正治療の治療費を分割で払った方は、注意してください。
- 成人で矯正治療を行った場合でも、医療費控除できるる特殊なケース
- 矯正治療を開始した方は、必見! 確定申告で、治療費の一部を取り戻そう!
- 矯正治療を、大学病院で受けるメリットとデメリット
- 突然、「八重歯が、かわいくない」となってしまう本当の理由
- 子供のすきっ歯 前歯の大きな隙間には重大な原因がある
- 第一期矯正治療を終えたあと、重要となる第二期治療へ移行するタイミング
- 大学生が、矯正相談を早めに受けた方がよい理由
- 海外留学の予定がある方は、矯正治療を開始するタイミングに注意が必要です
- 小児期に行う矯正治療の流れについて
- 成人になって行う矯正治療の流れについて
- 中学生、および高校生で行う矯正治療の流れについて
- この特殊な方法を用いれば、重度の八重歯も非抜歯で歯列矯正できる
- 重度の八重歯も、GMD装置を用いれば、非抜歯で歯列矯正できる
- 大人の歯列矯正
- 成人になって矯正治療をはじめると、痛みが激しい?
- ブラケット装置
- 中・高校生の歯列矯正
- 小児の歯列矯正
- 「出っ歯」の治療
- 「受け口」の治療
- 「歯のデコボコ」の治療
- 矯正治療中の妊婦さんに、気をつけてほしいこと
- 歯並びや噛み合わせに悪影響を及ぼす「舌の突出癖(とっしゅつへき)」
- 顔の左右差を正確に診断する際に用いる「正面セファログラム」
- 乳歯だけの状態でも、受け口治療を開始できるマウスピース型矯正装置
- 歯の矯正治療なのに、「手」のレントゲン写真を撮影する理由
- 矯正治療における抜歯の必要性は、「模型分析」で判定する
- 前歯の正しい噛み合わせ
- 「セファロ分析」を行わない矯正治療は危険の極み
- 矯正治療後2年が経過しても、保定装置(リテーナー)を使い続けるべきケース
- 大臼歯の装置脱落を最小限に抑えるための選択
- 次世代の矯正装置「デーモンブラケット」を用いた矯正治療
- 子供の受け口について、重症度を判定する方法
- 子供の歯列を効果的に拡大する「ポーター型拡大装置」
- 矯正治療に起こる「首の痛み」の正体と、その対処法
- 親知らずの抜歯をためらったために起こる重篤なトラブル
- 顎関節症は、整形外科的な病気
- 矯正治療中の強烈な筋肉痛に効く「筋肉弛緩薬(きんにくしかんやく)」
- 歯周病によって生じた「歯間乳頭」の問題を、矯正治療で改善する
- 矯正終了したばかりの歯は、グラグラしているのが当たり前
- 矯正開始したばかりの歯が、ピクリッともしないのは当たり前
- 矯正治療中の歯は、不規則に移動する
- 親知らずが早期に現れることでおこる重篤なトラブル
- 保定装置(リテーナー)をキレイに保つと、いつも新品のはめ心地
- 矯正治療中に発生する「歯間乳頭(しかんにゅうとう)のトラブル」
- 矯正治療後の下アゴの位置を、効果的に維持する「トースポジショナー型保定装置」
- 矯正中にできる口内炎をラクにする「保護用ワックス」
- 歯列矯正中による痛みって、激痛?
- 子供の犬歯の方向異常を早期に発見するためには、定期的な検診が重要です
- 再治療については、矯正治療開始前に費用確認が必要です
- アゴが狭いことが原因で発生する「下アゴの二重歯列」
- 子供の受け口を簡単に治す「レジン添加法」
- 「矯正治療後の後戻り」が起こる4つの理由
- 歯の隙間の再発には、ご注意ください
- 軽症の出っ歯を非抜歯矯正で治すなら、ミニインプラント治療がベスト
- 子供のアゴを広げる「床矯正装置」の注意点
- 子供のガタガタ歯並びを床矯正で治すメリットと、デメリット
- 子供のガタガタ前歯の治療には、「床矯正装置」がおすすめ
- 「外科的矯正治療」で、歯ぐきの露出を安全に改善する
- お子さんの受け口をプロトラクターで治す際に発生するトラブル
- お子さんの受け口を効果的に治す「プロトラクター」
- 矯正用ミニインプラントは「最小の手術」
- 歯科医院ごとに、「矯正治療の方針」がちがう理由
- 矯正相談で強引なセールスをされないためのテクニック!
- 前歯の歯並びを長期的に維持する「固定式保定装置(リテーナー)」
- 矯正後の歯並びを効果的に維持する「保定装置(リテーナー)」
- わたしが保定装置(リテーナー)を卒業しない理由
- 外科的矯正治療で、ごぼ口を治療する方法
- 歯を抜いて行う矯正治療で「受け口」を治す
- あなたの顔が、しゃくれ顔に見える本当の理由
- 矯正治療中に、顎関節症が発症する4つの理由
- 子供の永久歯不足が起こりやすい場所
- 歯ぎしりは、ストレスブレーカー
- 抜歯でできたスペースは、矯正治療でこのように閉じる
- 顎間ゴムのかけ方 『ボックス』『トライアングル』
- これって法律違反? 矯正歯科における歯科衛生士の仕事
- 矯正治療中、抜歯でできたスペースが目立つ際の対処法
- 矯正治療をはじめると、虫歯のリスクが一気に高まる理由
- 矯正治療中に虫歯を発生させない方法
- 3歳までの受け口は、自然に治癒する
- リンガル矯正の治療費が高騰している理由
- ドライマウスの方にもおすすめの矯正治療
- 矯正治療において、ワイヤー交換を交換する目的
- 矯正治療の治療計画をたてる際に必要となる3つの判断基準
- 矯正治療の抜歯は、自費か or 保険か
- 矯正治療中に、突然はじまる異常な「歯ぎしり」
- 知ると安心、外科的矯正治療の流れ
- 知っててほしい、口呼吸の恐ろしいリスク
- 親知らずは、女性の敵
- ☆矯正治療中に虫歯を発生させない方法
- 矯正治療中のおすすめ口腔ケア
- 矯正治療中の歯ぐきが腫れる原因は、「口呼吸(くちこくきゅう)」にあった
- 矯正治療中に「妊娠したこと」が判ったら、最初に行うべきこと
- 受け口のヒトが人を遠ざけてしまう理由
- 歯列矯正でめざす5つのゴール
- 保定期間に起こしやすい、うっかりミスによる保定装置(リテーナー)の紛失や破損
- 知っておきたい矯正用インプラントにおこる「治療中のトラブル」
- 中学生および高校生が、矯正相談を早めに受けた方がよい理由
- 子供の受け口を、そのまま放置してはいけない理由
- 始める前に知っておくべき、矯正治療のリスク
- 矯正治療の治療期間を、大幅に短縮できる方法とは
- ガタガタ歯並びを予防する時期には、タイムリミットが存在する
- 矯正治療中に、ディスキングで健康な歯を削る理由
- 矯正治療中に見つかる歯の形態異常
- 矯正治療の中で、いちばん痛かった処置とは・・・
- 結局、ゴムかけをサボった人だけが損してる
- 奥歯にバンドを装着すると発生する「ほっぺたに、血豆ができる」トラブル
- ディスキングで歯を削っても、むし歯をしっかり予防する方法
- 「ムーシールド」を用いることで得られる3つの効果
- 「クチャクチャ」または「ペチャクチャ」いうと音を、クチャラーが食事中に発生する原因
- マウスピース矯正の治療期間を大幅に短縮できる「ハイブリッド矯正法」
- あなたにミニインプラントが必要になった理由
- 重度の八重歯は、小臼歯を抜いて歯列矯正した方が安心である理由
- 親知らずを抜歯した方がよい6つの理由
- 目立たない矯正装置
オープンバイト(開咬症)
開咬症(かいこうしょう)だと、普通に食べ物を噛みくだいたり、飲み込んだりすることが苦手なのです。 そのため、「食べ方がきたない・・・」「一緒に食事に行きたくない・・・」なんて周囲の人に思われている可能性があります。 それって、かなり損しているって思いませんか? その他にも、開咬症だと、奥歯を失ったり、顎関節症が重症化したりする危険性が極めて高いというデメリットがあります。 開咬症を放置すると、将来、日常生活に支障をきたす危険性が高いのです。 ただし、開咬症を治療することで、奥歯を失ったり顎関節症が重症化したりすることを防ぐだけでなく、食事もスムーズにできるようになり ...
『歯並び異常』の種類
①上顎前突症 上顎前突症(じょうがくぜんとつしょう)とは、出っ歯のことです。 子どもの出っ歯は、放置すると悪化したり、いじめの原因になったりします。 また、大人の出っ歯も、見た目の印象を悪くしたり、口臭の原因になったりすることが多いため、放置するのは損です。➡ 詳細はこちら ②下顎前突症 下顎前突症(かがくぜんとつしょう)とは、受け口のことです。 子どもの受け口は、放置すると必ず悪化します。極端に悪化すると、シャクレ顔になるため小学校低学年のうちに治療をはじめる必要があります。 また、大人の受け口も、前歯を早期に失うだけでなく、不機嫌な印象を周囲の人に与えるため放 ...
結婚式の準備をしているときに見つけたブログがキッカケで・・・
祐美さん(仮名、24歳)は、現在、大阪市内の不動産管理関係の会社に勤めるOLの方です。 「結婚式までに、出っ歯を治したい・・・」「下の歯のガタガタをキレイにしたい・・・」と矯正相談に来られましました。 祐美さんが矯正相談のために来院されたのは、結婚式まで1年半ほどという時期です。 ただし、結婚式に備えて、歯列矯正を早めに開始する必要があると、自ら気づいたワケではありません。 歯列矯正を開始する時期がもう少し遅かったら、結婚式に間に合わなかった可能性もあったのです。 祐美さんは、歯列矯正を思い立った時のことを、次のように話してくれました。 キッカケは結婚 ...
こどもが見ていたYouTubeがキッカケで歯列矯正を決意!
友愛さん(仮名、31歳)は、現在、福岡市内の警察署に勤めている方です。 中学生の時に歯列矯正した経験があるようですが、あることがキッカケで中断してしまったそうです。 彼女が歯列矯正を再びはじめることを決意させた出来事とは、いったい何だったのでしょうか? ちょっと、気になりますよね。 友愛さんは、歯列矯正をはじめたキッカケについて、面白いエピソードを次のように話してくれました。 歯列矯正を中断した経験が・・・ 中学生のとき、一度、歯列矯正にチャレンジした経験があるんです。 でも、途中で止めてしまって・・・・・・、金属アレルギーだったのです。 ...
鏡が多い環境だったから横顔をまじまじと見ることができた・・・
香奈さん(仮名、24歳)は、現在、神戸市内のデパートでアパレル店員として働いている方です。 歯列矯正については考えたことなかったというですが、あることがキッカケで歯列矯正を真剣に考えはじめるようになりました。 彼女に歯列矯正をはじめることを決意させた出来事とは、なんだったのでしょうか? ちょっと、気になりますよね。 香奈さんが、歯列矯正をはじめたキッカケについて以下のように話してくれました。 鏡に囲まれる環境だったから・・・ 歯列矯正については、まったく興味がありませんでした。 むしろ、自分の歯並びはキレイだと思っていて、むしろ自信をもっていたく ...
キレイになた友人に久しぶりに会ったことがキッカケで
菜央さん(仮名、26歳)は、現在、神戸市内の眼科で働く視能訓練士の方です。 歯列矯正については、「いつかやりたい・・・」と考えていたそうですが、なかなか矯正歯科にいく切欠がなかったようです。 でも、あることが切欠で、歯列矯正をはじめることにしました。 彼女に歯列矯正をはじめることを決意させたこととは、なんだったのでしょうか? ちょっと、気になりますよね。 菜央さんが、歯列矯正をはじめた切欠について以下のように話してくれました。 切欠は友だちと会ったこと 以前から歯列矯正したいなあと思っていました。 前歯に段差があって、それが気になっていたか ...
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このような矯正歯科は、絶対に選んではいけない!
歯列矯正をはじめる際、検査はできるだけ簡単なほうがいいって誰だって思いますよね。 でも、写真撮影だけを行って歯列矯正をはじめる歯科医院って、実はかなり危ないのです。なぜなら、歯列矯正は、そんな簡単な検査だけで正確な治療計画がたてられるものではないからです。 しかし、世の中には、検査が不十分なまま歯列矯正を開始する歯科医院が多くあります。嘆(なげ)かわしい限りです。 このような間違った歯科医院選びをしないようにするためにも、歯列矯正に必要な検査についてあらかじめ知識をもっておくことが非常に大切だとわたしは考えます。 そのため、ここでは歯列矯正をはじめる際、絶対に必要となる検 ...
歯列矯正をはじめる際、歯科医院選びよりもっと大切なこと!
歯列矯正をはじめる際、歯科医院選びに慎重になるのは当然です。 どの歯科医院で歯列矯正するかによって、治療結果が大きく異なるから当然ですよね。 歯科医院選びで失敗して残念な仕上がりになってしまっては、治療費だけでなく2年にも及ぶ治療期間がムダになってしまいますからね。 でも、歯列矯正をはじめる際、歯科医院選びと同じくらい、場合によっては歯科医院選び以上に重要なことがあるということを御存知でしょうか? ここでは、歯列矯正をはじめる際、歯科医院選びよりもっと大切なことについて詳しく説明します。 これを読むことによって、後悔しない歯列矯正がきっと受けられるはずです。 歯科 ...
矯正治療が完了しても後戻り予防が必要になって知ってました?
矯正治療を終えて、キレイになる・・・そのように想像するだけで、なんだが頰が緩んでしまうのはなぜでしょうか? 歯並びがキレイになっただけでも、自分があこがれる有名人に一歩近づけたような気分になりますよね。そして、そのように考えただけでも、とても幸せな気分になりますよね。 歯並びをキレイにするためには、およそ2年におよぶ歯列矯正治療が必要であるということは多くの方がすでに御存知のことと思います。 しかし、矯正治療を終えてキレイになった歯並びを維持するために、「保定処置(ほていしょち)」というものが必要になることを御存知の方は少ないのではないでしょうか? 歯列矯正をはじめる際、 ...
マウスピース矯正|プラスティック製なのになぜ高い?
「ペットボトルと同じような材質なのに、ブラケットより治療費が高くなのるのは、なぜ?」「最終的には捨ててしまうものだから、とても損した気分になりる・・・」 マウスピース矯正を考えている方の中には、このように感じる方もきっと多いのではないでしょうか? 実は、歯科医師であるわたしも、「材料費なんてほとんどかかっていないでしょう?」「どうして、こんなに高いの?」などと、メーカーの担当者に尋ねたことがあります。 単に装置の材質だけに注目すると、マウスピース矯正のコスト・パフォーマンスは非常に悪いように感じてしまいますよね。 しかし、それって本当に正しい評価なのでしょうか? こ ...
保護中: 矯正治療における重要事項説明文書および同意書
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あああ(h1)
あああ(h2) あああ(h3) あああ(h4) あああ(文中の文字) [html] ■ここに文章を入力する■ [/html] 見出しタイトル 囲みの中の文章 あhttps://www.colordic.org https://katsushita.com/archives/3949 ここに文章を入力します。 ...
全国のインビザライン・ドクターズ
インビザライン矯正の実績が十分にある矯正歯科およびドクターを紹介します。 ...
外科的矯正治療
外科手術が必要な矯正って、ちょっと不安ではありませんか? 「本当にキレイになるの・・・」「マヒがでたりしない・・・」「顔にキズがのこったりしない・・・」など確認しておきたいことがたくさんありますよね。 そのため、ここでは、外科的矯正治療を考えている方のために、外科的矯正治療に関する役立つ記事を集めています。 他にも知りたい内容があったら、どんどんリクエストしてくださいね。 もくじ 保険がきく外科的矯正治療が必要になる顔やあごの異常とは 美容整形と外科的矯正治療のちがいとは・・・ 外科的矯正治療が受けられる歯科医院とは ...
矯正装置の種類とそれぞれの特徴
永久歯の歯列矯正には、いくつかの治療法があります。矯正装置をつける場所や、矯正装置の種類によって、「表側矯正」「裏側矯正」「マウスピース矯正」の3つに分類することができます。 ここでは、それぞれの矯正法におけるメリットやデメリットについて、詳しく説明します。 これを読むことによって、それぞれの矯正装置の特徴が理解できるようになるだけでなく、自分に合った治療法が選択できるようになるはずです。 「表側矯正」の特徴 歯の表側にブラケットを取り付け、ワイヤーを使って歯を動かすといった歯列矯正の方法を、「表側矯正」または「唇側矯正(しんそくきょうせい)」といいます。 歯列矯正 ...
用語集
あ E-ライン(イーライン) 「鼻のあたま」と「下あごの先端」を結ぶ線のことです。このE-ラインは、口元を美しく整えるときの基準線になります。 「顔を真横から見た際、E-ラインより口唇が後にある格好が、もっとも美しい口元の状態になる」というものです。 か 下顎前突症(かがくぜんとつしょう) 下顎前突症とは、「受け口」のことです。つまり、両方の奥歯でしっかりと噛み合わせを行った際、下顎の前歯が前にくる格好になる噛み合わせのことです。 ただし、日本では多く見かける受け口ですが、西洋では見かけることが少ないタイプの噛み合わせ異常です。そのため、日本人に特有の噛み合わせ異 ...
歯列矯正の費用だけでなく、料金体系についての確認が必須である理由
歯列矯正における料金設定と料金体系 歯列矯正の治療費は、歯並びや噛(か)み合わせの状態によって決まるものではありません。さらに、歯列矯正の費用は、矯正治療の難易度ともあまり関係がないのです。 歯列矯正の治療費は、主に「用いる矯正装置の種類」や「治療を受ける地域」によって決められています。(詳しくは、歯列矯正の治療費用は、噛み合わせや治療の難易度によって決まるの?) ただし、歯列矯正の費用について確認すべきは、料金設定についてだけではありません。同様に、料金体系についても確認する必要があります。 なぜなら、料金設定が地域によってことなることと同じように、歯科医院によって料金体系 ...
歯列矯正の治療費用は、噛み合わせや治療の難易度によって決まる?
「矯正治療の治療費は、どの程度かかるのか」「自分の治療は、いくらくらいになるのか」 歯列矯正を思い立ったとしても、必要になる治療費が大まかにでも分からない限り、実際に矯正相談に行くことができないのは当然です。歯列矯正の費用はとても高価であることは、誰でも知っているからです。 しかし、歯列矯正の治療費用については、全国一律ではありません。なぜなら、歯列矯正は、自費診療で行われている治療だからです。 そのため、ここでは、自分の歯列矯正に必要な治療費を知るための手段だけでなく、歯列矯正の治療費用がいったい何によって決定されるのかについて説明しています。 これを読むことによって、 ...
ごぼ口(上下顎前突症)
ごぼ口だと、口が閉じにくかったり、口が明らかにヘンだったりしますよね。 そのため、「オドオドしている・・・」「なんか地味だよね・・・」なんて周囲の人には見られがち。 それって、かなり損しているって思いませんか? また、ごぼ口だと、発音が不明瞭だったり、食事の際にクチャクチャと嫌な音がなったりするはず。 そうなると、周囲の人がますます離れていってしまう原因になってしまいますよね。 ごぼ口を治すことによって、口元の様子が劇的にキレイになります。 見た目の印象だけでなく、雰囲気も明るく変わります。 話し方や食べ方も、大きく改善すること間違いなしです。 そ ...
前歯のすきっぱ
すきっぱの原因 前歯のすきっ歯 子供の過大な隙間には重大な原因がある 子供の上唇小帯に形態異常があっても、早期に治療してはいけない理由 正中過剰歯によって引き起こされる 前歯のすきっ歯 正中過剰歯によって引き起こされる「前歯の捻転(ねんてん)」 過剰歯を抜歯するタイミングは、前歯の成長をみて判断する すきっ歯の自然治癒を邪魔する子供にみられる癖とは すきっぱの治療 部分矯正で治す「前歯のすきっ歯」 ...
日本人が、自分の歯並びを自力で治そうとしてはいけない4つの理由
「歯並びの、この部分だけが気になる」「ここだけ治すだけでも、十分満足なのに・・・」 気になる部分の歯並びが、ほんのわずかな異常と思われる場合、「できれば、お金をかけずに治したい」「なんとか、自力で治す方法はないのだろうか」と、考えるヒトも少ないないのではないでしょうか? 実際に、ネットを検索してみると、自力で歯列矯正した人のブログや動画を見つけることができます。歯型をとる材料を手に入れたり、3Dスキャナーや3Dプリンターなどの機械をいじったりすることが簡単にできるようになったからです。 しかし、誰でも自力矯正ができる、もしくは安全にできるとは限らないので注意が必要です。むしろ、 ...
遺伝だけじゃない 歯並びを悪くするさまざまな原因とは・・・
「なぜ、こんな歯並びがなってしまったのだろうか」 「かたい食べものをよく噛んで食べていたら、キレイな歯並びになったのだろうか」 歯並び異常の原因には、遺伝が大きく関係しています。しかし、遺伝だけが、歯並び異常の原因ではありません。 むしろ、遺伝以外のことが原因で、歯並びを悪くしてしまっているケースのほうが圧倒的に多いのです。つまり、これらの原因を早めに改善することができていれば、あなたもキレイな歯並びだったかもしれないのです。 ただし、これで話は終わりということではありません。なぜなら、歯並び異常の原因を放置すると、現状の歯並びをさらに悪化させたり、歯列矯正を開始した場合 ...
子供のガタガタ歯並びの原因と、早期治療を行うメリット
「自分の歯並びが悪かったから、子どもの歯並びもガタガタになるにちがいない」 「子供の歯並びは、できるだけキレイに治してあげたい」 「できるだけ早く治してあげたい」 このように考えている保護者の方は、きっと多いのではないでしょうか? 「乳歯の歯並びなのに、すでに歯のデコボコがある」「生えはじめたばかりの前歯に、ひどいデコボコがある」などを心配して、実際に、年長さんもしくは小学校1〜2年生の子供をつれて、治療相談にくる保護者が非常に多いのです。 この時期の子供に対しては、早期治療が非常に有効です。早期治療を行うことで、ガタガタ歯並びを効率的に改善できるだけでなく、その他 ...
すきっ歯の自然治癒を邪魔する 子供にみられる癖とは
「前歯のすき間が、なかなか小さくならない・・・」 「前歯のすきっ歯が、だんだん大きくなっているような気がする・・・」 お子さんの前歯の隙間(すきま)について、これと同じように心配している保護者の方も多いのではないでしょうか? その場合、まずは「お子さんに、異常な癖がないか」を観察するようにしてください。なぜなら、お子さんの癖が原因で、すきっ歯が閉じにくい状態になっていたり、前歯の隙間が悪化していたりする場合があるからです。 そのため、ここでは、前歯の生えかわり時期にみられる子供のすきっ歯と、そのすきっ歯に悪影響をあたえる子供の癖について説明します。 これを読むことに ...
遺伝だけじゃない 受け口の噛み合わせ異常になる本当の原因とは
お子さんが受け口の噛み合わせであることを知って、「この子が受け口になったのは、遺伝のせいだ」「この子の受け口は、自分のせいだ・・・」と責任を感じている保護者の方も多いと思います。 一方、「親戚の中にも、受け口の人はいないけど・・・・」と、疑問に感じている保護者の方もいるのではないでしょうか。 実は、受け口の原因は、遺伝だけとは限りません。遺伝以外にも、受け口の原因になったり、受け口を悪化する原因になったりするものがいくつかあるのです。 この受け口の原因を適切に把握して、早めに対処することで、効果的に受け口を改善したり、悪化を予防したりすることができます。 そのため、ここで ...
歯列矯正を開始した際、口にしていはいけない食べ物
歯列矯正は、ほとんどの方にとって、はじめての経験になるでしょう。そのため、たくさんの不安を感じるようになるのは当然です。 また、歯列矯正では口の中にたくさんの装置をつけるため、治療中の食事についてはとくに心配に感じると思います。 そのため、「矯正装置をつけたら、食べてはダメなものがあるの?」「矯正装置をつけても、食事は普通通りできるのだろうか?」「食事の際には、どのようなことに注意したらいいの?」などと、不安に感じている方は少なくないのです。 ここでは、これから歯列矯正ははじめようと考えている方に対して、治療中の食べ物もしくは食べ方について詳しく説明します。 これを読むこ ...
歯列矯正を開始して、最初の1週間に食べる食事はこれだ!
「歯列矯正をはじめると、歯が痛くなって、食事がとれなくなる」ということについては、すでに多くの方が御存知だと思います。 ただし、その痛みが発生するのは、歯列矯正をはじめた直後の、ほんの一時的な期間に過ぎません。 なぜなら、歯列矯正を開始した直後に発生する歯の痛みは、短期間で治まる痛みだからです。 しかし、いくら短い期間の痛みといっても、当の本人にとっては、「歯が痛くて、何も食べられない」、「この痛みは、いったいどれくらい続くのだろうか?」、「この痛みは、矯正治療が進むにつれて、さらに悪化するのではないだろうか?」、「いったい、何を食べたらいいのだろう?」などと、悩みはどんどん深 ...
受け口の子供に必要な治療と、治療を開始するベストタイミング
受け口は、「反対咬合(はんたいこうごう)」または、「下顎前突症(かがくぜんとつしょう)」と呼ばれる噛み合わせ異常のことです。 実は、わたしの長女も受け口でした。しかも、重度のタイプの受け口です。 一般歯科で働くわたしは、矯正治療について知識があまりなかったので、ひどく心配したものです。ただし、わたしの場合、矯正歯科に勤める先輩にいろいろ相談することができたので、非常に助かったのを覚えています。 受け口の噛み合わせをみつけた親はどなたでも、「この子の受け口は、大丈夫だろうか?」「いつ頃から、治療をはじめたらいいのだろうか?」と、きっとわたしと同じように心配になっているはずです。 ...
誰でも気になる 歯列矯正中のゴムかけ期間「いったい、いつまで?」
「ゴムかけ治療、いったい、いつまでする必要があるのだろう?」って、うんざりなっていませんか? わたしも経験しましたが、ゴムかけって本当につらいですよね。 ゴムかけ(または、顎間ゴム)とは、矯正治療中に、上あごの矯正装置から下あごの装置に向かって、小さな輪ゴムをかける治療のことです。 「このゴムかけ治療が、歯列矯正の中でもっとも過酷だった」と感じているのは、あなただけでないのです。なぜなら、痛い・めんどうくさい・恥ずかしい・鬱陶(うっとう)しいなど、嫌なことが満載しているからです。 しかし、このゴムかけをしっかり行わない限り、矯正治療は完了しません。治療期間が無駄に延びるだけでな ...
歯列矯正の最難関 「ゴムかけ」のつらさを乗り切るためのアドバイス
あなたは、くじけそうになっていませんか? 歯列矯正でのゴムかけが、「つらい」「しんどい」「めんどくさい」と感じて、矯正治療を開始したことを後悔しはじめる方も、きっといると思います。 たしかに、このゴムかけは、矯正治療の中でも、もっともしんどい治療です。ただし、このゴムかけは、実際の治療においても最も重要なのです。「矯正治療の成功は、ゴムかけ次第」といっても、過言ではありません。 そのため、歯列矯正における最大の難関ではありますが、ゴムかけをなんとか乗り越えて欲しいのです。 ゴムかけのつらさを乗り越えるには、すでに矯正治療を終えた先輩たちの工夫を聞くことが一番です。なぜなら ...
医療費控除の申告について 矯正治療の治療費を分割で払った方は、注意してください。
歯列矯正で支払った治療費は、「医療費控除(いりょうひこうじょ)」の対象です。医療費控除とは、確定申告の際、医療費控除の申告を行うことで、前年に支払った治療費の一部を、還付金(かんぷきん)というカタチで取り戻せる制度のことです。 ただし、この医療費控除の還付金については、治療費の支払い方法によって、還付金の額が大きく違ってきます。なぜなら、支払い方法によって、申告する金額がちがうからです。 そのため、できれば矯正治療を開始する前に、医療費控除についても、ある程度理解し、支払方法を検討する必要があるのです。 ここでは、矯正治療費の支払い方法によって、医療費控除で申告する金額、および ...
成人で矯正治療を行った場合でも、医療費控除できるる特殊なケース
歯列矯正で支払った治療費は、確定申告にて医療費控除の申告を行うことができます。ただし、一般的には、18歳までにうけた矯正治療についてです。 高校卒業後に開始した矯正治療や、成人になってはじめた矯正治療については、医療費控除(いりょうひこうじょ)の対象外になることがほとんどなのです。 しかし、高校卒業後に開始した矯正治療や、成人になってはじめた矯正治療のすべてが、医療費控除の対象とならないわけではありません。実際には、高校卒業後もしくは、成人になってはじめた場合でも、医療費控除が認められる特殊なケースがあるのです。 ここでは、高校卒業後、もしくは、成人になって矯正治療を開始した場 ...
矯正治療を開始した方は、必見! 確定申告で、治療費の一部を取り戻そう!
毎年2月になると、確定申告がはじまります。「サラリーマン家庭だから関係ない」と思っている方も、これまで関係なかった方も注意が必要です。 なぜなら、矯正治療で支払った治療費が、医療費控除(いりょうひこうじょ)の対象となるからです。そのため、今回の確定申告は、決して無関係ではないのです。 ここでは、確定申告において申告しべき医療費控除と、その内容について説明します。 矯正治療の治療費も医療費控除できる 医療費控除とは、「本人または一緒に生活している家族にかかった医療費を、確定申告にて申告することで、一定金額の所得控除を受けることができる」制度のことです。つまり、医療費控除の申告を行う ...
矯正治療を、大学病院で受けるメリットとデメリット
矯正治療は、一般の開業医だけでなく、大学病院などの大きな医療機関でも受けることが可能です。 そのため、近くに大学病院があるという方にとっては、選択肢の1つになりうるでしょう。ただし、大学病院は遠くて通院できないという方も、悲観する必要はまったくありません。 なぜなら、大学病院だからといって、最新の治療が受けられる、もしくは複数の治療法の中から、自分に合った方法を選択することができるとは限らないからです。 むしろ、治療実績の高い一般開業医の方が、安心して矯正治療を受けることができるケースも少なくないからです。 ここでは、矯正治療を受ける際、大学病院など大きな医療機関を選択す ...
突然、「八重歯が、かわいくない」となってしまう本当の理由
日本人は、世界でもめずらしいほど八重歯が大好きな人種です。 そのため、テレビや雑誌でも、「八重歯がかわいい」または「八重歯がチャーミング」とされる芸能人やモデルさんをたくさん見つけることができます。 しかし、そのような芸能人やモデルさんも、「成人になると突然、八重歯を治しはじめる人が多い」ということに、あなたは気づいていますか? その最大の理由は、成人になると、八重歯がだんだんに似合わなくなってしまうからなのです。 ここでは、成人になると突然、八重歯が似合わなくなってしまう理由について説明します。 八重歯が急にかわいくなくなる理由 成人になると、なぜ、突然、八重歯がか ...
子供のすきっ歯 前歯の大きな隙間には重大な原因がある
小学校にあがる頃になると、お子さんの前歯の乳歯がグラグラしはじめます。いよいよ前歯が永久歯に生えかわるのです。 ただし、生えはじめの前歯は、まっすぐな状態もしくは、すき間のない状態で生えてくることはほとんどありません。 ...
第一期矯正治療を終えたあと、重要となる第二期治療へ移行するタイミング
お子さんの乳歯がすべて生え代わると、「第二大臼歯(だいにだいきゅうし)」または「12歳臼歯」と呼ばれる7番目に位置する歯が生えはじめます。 その頃に始まるのが、第二次性徴(だいにじせいちょう)です。いわゆる思春期成長のはじまりで、お子さんの身体が急激に変化する時期です。また、この時期には身長や体重などの身体の変化だけでなく、アゴ骨についても大きく変化するのです。 しかし、みなさんに、ぜひ理解してほしいことがあります。それは、アゴ骨の成長の特徴についてです。なぜなら、第二次性徴期におけるアゴ骨の成長は、非常に特殊だからです。第二次性徴期に、下アゴは大きく成長する一方 ...
大学生が、矯正相談を早めに受けた方がよい理由
「就職(しゅうしょく)」は、人生にとって重大なイベントです。同時に、社会人としての新たな生活がはじまり、急激に忙しくなるなど、生活環境が大きく変化するタイミングでもあります。 そのため、大学生が矯正治療を開始する際には、就職の予定もしくは大学卒業の時期を考慮して、矯正治療を開始する時期や、矯正治療の方法について決定する必要があります。 なぜなら、就職によって県外に引っ越しが必要になる可能性があるからです。そして、矯正治療を完了するためには、一般的に2年以上の治療期間が必要だからです。 そのため、これから矯正治療を考えている大学生は、今後の進路や就職の時期についても十分考慮し、矯 ...
海外留学の予定がある方は、矯正治療を開始するタイミングに注意が必要です
「海外留学する予定がありますか?」 最近は、矯正相談を行う際、このような質問をする必要がでてきています。なぜなら、海外に留学を希望していたり、実際に留学したりする人が増えているからです。 事実、わたしの周囲にも、留学を希望する人だけでなく、海外留学の経験者が複数います。海外留学をおこなう時期として、最も多いのが高校生や大学生の時期です。 しかし、高校生や大学生は、本格的な矯正治療を受けている患者さんの割合が多い時期でもあります。そのため、矯正治療を開始する際、海外留学の予定について確認しておくことが非常に大切なのです。 なぜなら、矯正治療を完了するためには、一般的に2年か ...
小児期に行う矯正治療の流れについて
これから、お子さんの矯正治療を考えている方は、矯正相談の予約を入れる前に、「矯正治療の流れ」について十分に理解しておくことは非常に大切です。 なぜなら、矯正治療の流れを理解することで、矯正治療に対する不安を減らしたり、安心して矯正相談を受けることができるようになったりするからです。 小児期に行う矯正治療の流れについては、大きく5つのステップに分けることができます。 矯正治療の流れ ステップ1:矯正相談 ステップ2:精密検査 ステップ3:診断 ...
成人になって行う矯正治療の流れについて
これから、矯正治療を考えている方は、矯正相談の予約を入れる前に、「矯正治療の一連の流れ」について十分に理解しておくことは非常に大切です。 なぜなら、矯正治療の流れを理解することで、矯正治療に対する不安を減らしたり、安心して矯正相談を受けることができるようになったりするからです。 成人になって行う矯正治療の流れについては、大きく5つのステップに分けることができます。 矯正治療の流れ ステップ1:矯正相談 ステップ2:精密検査 ステップ3:診断 ...
中学生、および高校生で行う矯正治療の流れについて
中学生、および高校生になると、いよいよ本格的な矯正治療が必要になってきます。ただし、矯正相談に行ったり、矯正治療を開始したりする前に、矯正治療の一連の流れについて十分に理解しておくことは非常に大切です。 なぜなら、矯正治療の流れを理解することで、矯正治療に対する不安を減らすことができたり、安心して矯正相談を受けることができたりするようになるからです。 10代での矯正治療の流れについては、以下の5つのステップに分けることができます。 <矯正治療の流れ> ステップ1:矯正相談 ステップ2:精密検査 ステップ3:診断 ...
この特殊な方法を用いれば、重度の八重歯も非抜歯で歯列矯正できる
「八重歯(やえば)は、歯を抜かないと治療できない」 そう決め込んで、矯正相談に行ってためしに聞いてみることさえ躊躇(ちゅうちょ)、もしくは頭の中から消え去ってしまっている方も多いようですが、あなたはどうでしょうか? 最近では、あなたと同じように、「歯を抜かずに、八重歯を治したい」「歯を抜かずにすむのであれば、矯正したい」と考えている方が非常に多くいます。 そのため、歯を抜かずに八重歯を並べるための、さまざまな方法が確立しています。たとえば、マルチループワイヤーを用いる「マルチループ矯正」です。 このマルチループ矯正は、重度の八重歯の状態でも治療することができるため、非常に ...
重度の八重歯も、GMD装置を用いれば、非抜歯で歯列矯正できる
「抜歯がいるなら、歯列矯正を諦める」 「歯を抜くよりも、八重歯のままがいい」 矯正相談で、このようにおっしゃるご家族は決して少なくありません。そして、「非抜歯で、歯列矯正を受けたい」と考える方の気持ちは、私たちも十分に理解しているつもりです。 矯正用のミニインプラントが登場したことにより、軽度の八重歯は非抜歯で歯列矯正することも可能になりました。 しかし、重度の八重歯治療については、非抜歯でしかも安全に治療できる方法が、これまでまったくありませんでした。 しかし、その状況も、GMD装置が登場したことにより一変したと言えます。なぜなら、八重歯を非抜歯で治せる範囲が一気に拡大 ...
大人の歯列矯正
「彼氏に嫌われたりしない?」 「目立たない方法ってないの?」 「結婚式までに歯列矯正できる?」 進学、就職、仕事、恋愛、結婚、妊娠、出産など、ライフスタイルのことを考慮した矯正治療に関する役立つ記事を集めています。 他にも知りたい内容があったら、どんどんリクエストしてくださいね。 はじめに 成人になって矯正治療をはじめると、痛みが激しい? 矯正治療の流れについて 適齢期の女性へのアドバイス 矯正治療中に「妊娠したこと」が判ったら、最初に行うべきこと 矯正治療中の妊婦さんに、気をつけてほしいこと ...
成人になって矯正治療をはじめると、痛みが激しい?
実は、10代で矯正治療を開始すると、成人してから矯正治療を始めるのでは、かなり状況がかわってきます。 たとえば、治療の痛みや、治療期間、場合によっては治療方針(または、治療計画)も大きく異なってくる可能性があるのです。 なぜなら、10代と誠二とでは、実は矯正治療の際の身体の反応が大きく異なることが関係してくるのです。 ...
ブラケット装置
歯列矯正を行うためには、何らかの矯正器具や矯正装置が必要になります。その中でも、むかしから、最も頻繁に用いられているものとして、「ブラケット」が挙げられます。 ブラケットとは、歯列矯正を行う際、歯の表面にはりつけるタイプの最もポプピュラーな矯正器具です。ほとんどの方が、歯にブラケットをつけて矯正治療を受けている人を見たことがあるはずです。 このブラケットには、たんに「長方形の溝」が掘ってあるだけです。そのため、ブラケットを歯の表面にはりつけただけでは、歯にチカラを加えて動かすことはできません。なぜなら、このブラケットは、列車の車輪の役割しかしていないからです。 歯にチカラを加え ...
中・高校生の歯列矯正
「勉強や部活動に悪影響はないの?」 「目立たない方法ってないの?」 「矯正ってどのくらいかかる?」 ここでは、中学生および高校生のために、矯正治療に関する役立つ記事を集めています。 他にも知りたい内容があったら、どんどんリクエストしてくださいね。 もくじ はじめに 矯正中に発生する痛みについて 矯正治療の流れについて 歯科医院を探しはじめる前に、やっておくべきこと 優良な歯科医院を見つけ方 中学生および高校生が、矯正相談を早めに受けた方がよい理由 ...
小児の歯列矯正
「矯正を小さいうちに始めると、何がいいの?」 「どうせ生え変わるなら、永久歯が生えそろってからでもいいんじゃない?」 「いつ頃から始めれば良いの?」 ここでは、ちいさなお子さんをもつ保護者のために、小児矯正治療に関する役立つ記事を集めています。 他にも知りたい内容があったら、どんどんリクエストしてくださいね。 はじめに さあ、矯正治療をはじめよう! 矯正治療を受ける歯科医院の正しい見つけ方 小児期からはじめる「第一期矯正治療」の目的とは 矯正相談で確認すべき「最も重要なこと」とは 第一期矯正治療の流れ ...
「出っ歯」の治療
前歯がでていると、口が閉じにくかったり、自然に口が開いてしまったりしますよね。 そのため、「いつもボーっとしている・・・」「なんかキリッとしていない・・・」なんて印象に周囲の人には見られがち。 それって、かなり損しているって思いませんか? 口が開いていることが多いので、口の中もきっと乾きやすいはず。 そうなると、前歯に口紅が付きやすかったり、口臭や虫歯が発生しやすくなたりするデメリットもでてきますよね。 出っ歯を治すことによって、口が閉じやすくなります。 口元の様子がキレイになることによって、見た目の印象だけでなく雰囲気も大きく変わることになります。 出 ...
「受け口」の治療
受け口が原因で、自分の横顔にいつの間にか自信がもてない状態になってしまっていませんか? 「人前に出たくない・・・」「一緒に写真に写りたくない・・・」なんて、気分もネガティブになってしまいがち! 笑った時に前歯がはっきり見えなかったり、滑舌が微妙に悪かったりするのもちょっとどうにかしたいですよね。 だって、「いつも機嫌が悪そう・・・」「話が聞き取りづらい・・・」なんて周囲の人にいわれたくないですものね。 受け口の噛み合わせを治すことによって、表情や発音が大きく改善します。 自然とポジティブな気分になるはずです。 そのため、ここでは「受け口治療」に関する役立つ記事 ...
「歯のデコボコ」の治療
歯並びがガタガタだと、食べものが詰まりやすかったり、歯磨きが難しかったりしますよね。 そのため、「育ちが悪そう・・・」「口がくさそう・・・」なんて印象に周囲の人には見られがち。 それって、かなり損しているって思いませんか? 実際、自分が話をしているときも、相手の歯並びが悪いと、そこばかり気になってしまいますよね。 歯並びをキレイにすると、口元の印象だけでなく、その人の印象までもがものすごく良くなります。 歯列矯正しても、絶対に後悔しないはずです! そのため、ここでは「叢生の治療」に関する役立つ記事を多く集めています。 他にも知りたい内容があったら、どんど ...
矯正治療中の妊婦さんに、気をつけてほしいこと
矯正治療中に妊娠した場合、口の中の環境が大きく変化する恐れがあります。そして、そのことが原因となって、むし歯が多発したり、歯周病が発症したりする心配があるので注意が必要です。 矯正治療中の妊婦さんにとって、治療中のむし歯予防や歯周病の管理が、これまで以上に重要になってくるのです。 ここでは、妊娠したことが原因で悪化する「口の中のリスク」について説明します。 妊娠による影響 矯正治療中に妊娠することで、最も問題になるのが、「体調不良が原因で、通院できなくなる」ことです。なぜなら、妊娠中は、むし歯や歯周病のリスクが、さまざまな原因により大きく悪化する可能性があるからです。 しか ...
歯並びや噛み合わせに悪影響を及ぼす「舌の突出癖(とっしゅつへき)」
矯正治療では、歯並びや噛み合わせだけでなく、舌や口唇、鼻などの機能についても注意して観察する必要があります。 なぜなら、舌や口唇などの機能に異常があると、歯並びや噛み合わせに悪影響を及ぼすことが心配されるからです。 特に、舌の機能異常については、比較的多くの患者さんにみられ、歯並びや噛み合わせを悪くする原因となっているケースが少なくありません。 ここでは、舌を突出する癖(または、突出癖)と、その影響について説明します。 舌の異常な機能 食べ物や唾液(または、ツバ)を飲み込む際、奥歯を噛み合わせずに飲み込むことはできません。 同様に、口の中のどこかに舌を強く押し当てるこ ...
顔の左右差を正確に診断する際に用いる「正面セファログラム」
矯正治療を行う際には、特殊な方法で撮影するレントゲン写真が必要になります。「セファログラム」もしく「頭部X線規格写真」と呼ばれるものです。 このセファロ分析が、矯正治療を行ううえで必要となる理由は、治療計画をたてる際に重要なデータが得られるからです。そして、治療経過を判断するために、非常に有効だからです。 セファログラム(以下、セファロ)の中には、正面から撮影した「正面セファロ」と、顔の横顔をとった「側方セファロ」がありますが、ここでは、セファロ分析の中でも、正面セファロの分析からえられる情報について説明します。 正面セファロとは 正面セファロは、顔が ...
乳歯だけの状態でも、受け口治療を開始できるマウスピース型矯正装置
お子さんの受け口(または、下顎前突症)は、1歳半検診もしくは3歳児検診で指摘されることが非常に多いです。 しかし、このように噛み合わせの異常が見つかった場合でも、お子さんがまだ小さいという理由から、「しばらく様子見ましょう」もしくは「もう少し大きくなってから治療始めましょう」と説明を受けることがほとんどなのです。 そして、その説明を聞いた保護者の中には、「このまま放置して、手遅れにならないの?」と心配になり、「できれば、すぐにでも治療開始したい」と希望して、矯正相談にくる方も少なくないのです。 ここでは、3歳児検診で受け口が見つかってもすぐに治療開始しない理由と、早期の受け口治 ...
歯の矯正治療なのに、「手」のレントゲン写真を撮影する理由
意外に思うかもしれませんが、歯の矯正治療では、「手のレントゲン写真」を撮ることがあります。 なぜなら、手のレントゲン写真を見ることで、身体の成長具合を正確に知ることができるからです。 そして、矯正治療を適切に行うためには、身体の成長状況について、正確に把握することが非常に重要だからです。 ここでは、矯正治療において成長具合を調べる理由と、その診断方法について説明します。 第二次性徴とアゴ骨の成長 矯正治療において、第二次性徴の状況をしっかりと把握することが非常に重要です。 なぜなら、第二次性徴の時期には、身長が急激に伸びるのと同時に、下アゴも大きく変化するからです。 ...
矯正治療における抜歯の必要性は、「模型分析」で判定する
矯正治療を開始する際、正しく診断を行うために、レントゲン写真や口腔内写真の撮影など複数の検査が必要です。 そして、必ず行う検査の中に「模型分析」があります。 模型分析とは、歯型(はがた)をとってつくった模型を使って、歯の大きさやアゴの大きさを計測することです。 この模型分析の結果が、適切な治療計画をたてるうえで、非常に重要になるのです。 ここでは、矯正治療を開始する際の模型分析について説明します。 歯の大きさの測定 模型分析で最初に行うことは、「歯の大きさ」の測定です。すべての歯について、それぞれ計測します。 そして、あらかじめ分かっている日本人における平均デー ...
前歯の正しい噛み合わせ
「前歯の重なり」は、審美的にも、機能的にも重要な意味合いがあります。 そのため、どちらか片方の要件を無視して、前歯を並べることは望ましくないのです。 なぜなら、そのような不適切な前歯の噛み合わせでは、全体の歯並びや噛み合わせを良い状態で維持することができないからです。 歯列矯正を希望して矯正相談にくる患者さんの中には、「自分の前歯が、ひどく突出している」と強く思い込んでいる方がいます。 そのため、たとえば「切端咬合(せったんこうごう)」のような不適切な前歯の噛み合わせを、むしろ強く希望する患者さんも少なくないのです。 よって、ここでは、正しい前歯の噛み合わせと、不適 ...
「セファロ分析」を行わない矯正治療は危険の極み
矯正治療を開始する際には、「レントゲン写真」「口腔内写真」「顔貌写真」「歯型模型」など複数の検査を行います。 その他にも、筋電図や顎運動検査などを行う歯科医院もあるようです。このように、たくさんの検査を行うのは、適切に診断を行うために必要だからです。 そして、その中でも、最も重要視するものの1つとして、「セファロ分析」があります。これは、横顔のレントゲン写真を用いて行う分析のことです。 このセファロ分析の結果が、矯正の治療方針を決定するうえで非常に大きなウェイトを占めるのです。そのため、矯正治療において、このセファロ分析は非常に重要ということができます。 ここでは、セファ ...
矯正治療後2年が経過しても、保定装置(リテーナー)を使い続けるべきケース
矯正治療が終了したばかりの歯は動きやすく、そのため歯並びや噛み合わせも崩れやすいと言えます。 そのため、矯正治療後には「保定(ほてい)」が必要です。 保定とは、矯正治療後の歯が安定するまでの期間、歯の移動を押さえ込む処置のことです。 骨折の際ギブスを用いて骨が動かないようにするのと同様に、「保定装置」または「リテーナー」と呼ぶ矯正装置を使用することで、歯並びや噛み合わせを維持します。 この保定が必要な期間は、通常「2年」です。なぜなら、歯を支える骨や線維が完全に再構築するまでに、1年以上の期間が必要であると分かっているからです。 しかし、この2年の保定期間を過ぎても ...
大臼歯の装置脱落を最小限に抑えるための選択
矯正治療を適切に行うためには、治療中のトラブル発生をできるだけ少なくするとこが大切です。 なぜなら、装置のトラブルが頻発すると、治療期間が延びるだけでなく、矯正治療自体がうまく行かない心配があるからです。 よって、矯正治療中のトラブルを最小限に抑えるためには、装置を適切に選択することが最も重要なのです。 ここでは、装置トラブルが発生しやすい大臼歯と、その奥歯に装着するバンド(または、帯環)について説明します。 奥歯に装着するバンド 歯の矯正を行う際、歯の表面にブラケット(または、矯正器具)を貼りつけて矯正治療を行います。 しかし、大臼歯には貼りつけるタイプの装置ではな ...
次世代の矯正装置「デーモンブラケット」を用いた矯正治療
「デーモンブラケット」は、セルフライゲーションもしくはローフリクションブラケットと呼ばれる新しいタイプの矯正装置です。 このデーモンブラケットで行う矯正治療は、「治療中の痛みが少ない」「治療期間が短い」といううれしい特徴があります。 ここでは、この新しいタイプの矯正器具であるデーモンブラケットと、その特徴について説明します。 従来型ブラケットの特徴 一般的に矯正治療を行う際には、歯の表面に矯正器具(または、ブラケット)を貼りつけて治療を行います。 そして、その器具にワイヤー(または、針金)から力を加えることで、歯並びと噛み合わせを整えるのです。 従来型の矯正装 ...
子供の受け口について、重症度を判定する方法
1歳半検診もしくは3歳児検診に行くと、「お子さんが、受け口(反対咬合、または下顎前突症)であること」をすでに御存知で、ひどく心配している親御さんも多いようです。 子どもの受け口の治療については、重症度の高いケースでは4歳くらいからの治療開始がオススメですが、比較的症状が軽い受け口の場合、小学校にあがるくらいから治療開始しても遅すぎることはありません。 ここでは、受け口のお子さんの簡単な重症度の判定方法について紹介します。 「切端位(せったんい)」で判定 「上下前歯の先端同士を、接触できるか否か」で、受け口の重症度をはかることができます。 上下の前歯を先端で接触する状態(また ...
子供の歯列を効果的に拡大する「ポーター型拡大装置」
お子さんの歯のデコボコ(あるいは、乱杭歯)の多くは、「アゴ骨が狭く、そのため歯がキレイに並ぶためのスペースが不足している」ことが原因で発生しています。 そのため、お子さんのアゴの成長を利用して、アゴ骨を広げることで効果的です。そうすることで、歯のデコボコを並べるためのスペースを獲得することができます。 ここでは、お子さんの歯のデコボコ治療に有効な「ポーター型拡大装置」について説明します。 ポーター型拡大装置とは 「ポーター型拡大装置」は、お子さんのアゴ骨を広げるために用いる矯正装置です。成長期のお子さんの矯正治療に、非常に有効です。 奥歯にセメントでしっかりと固定して用いる装置であ ...
矯正治療に起こる「首の痛み」の正体と、その対処法
矯正治療を開始すると、首や肩、頭など矯正とは関係なさそうな部分に、痛みが発生することがあります。「なぜ、こんなところが痛むのだろう」と、心配になる方も多いと思います。 実は、矯正治療中に発生する首や頭の痛みは、筋肉の異常による痛みだったのです。 いったいなぜ、口とは離れた部分に、このような痛みや違和感を感じるようになるのでしょうか? そして、このような痛みや違和感が生じた場合、どのように対処したらよいのでしょうか? ここでは、矯正治療中に発生する首の痛みの原因と、その対処法について説明します。 首にある咀嚼筋 わたし達の首にも、「咀嚼筋(そしゃくきん)」が存在しています。咀 ...
親知らずの抜歯をためらったために起こる重篤なトラブル
近年、わたし達のアゴ骨が小さくなったことで、アゴ骨に親知らずが収まりきれないというケースを多く見かけます。 単に、大きくずれた位置に生えるだけでなく、口の中に顔を出すことさえできない親知らずが多くあるのです。 これらの親知らずを、そのまま放置して大丈夫なのでしょうか? 残念ながら、口の中に顔を出せない親知らずを放置すると、大きなトラブルを招く恐れがあります。そのため、口の中に出てこない親知らずは、抜歯することがオススメです。 ここでは、親知らずの抜歯を躊躇(ちゅうちょ)したことで起こる「重篤なトラブル」について説明します。 傾く親知らず 最近では、真っ直ぐに伸び出して ...
顎関節症は、整形外科的な病気
アゴの関節からカクカク音がなったり、アゴに引っかかりがあってスムーズに動かなかったりすることはありませんか? 偏頭痛やこめかみが痛くなったり、アゴのエラのところが痛くなったりすることはありませんか? これらはすべて顎関節症の症状の一部です。 ...
矯正治療中の強烈な筋肉痛に効く「筋肉弛緩薬(きんにくしかんやく)」
矯正治療中には、顎関節(がくかんせつ)の痛みだけでなく、噛む時に働く筋肉に痛みが起こる場合があります。 このような筋肉痛には、「クール・アンド・ストレッチ法」が有効であることを以前説明しました。 しかし、中には筋肉痛がとても激しく、日常生活にも支障をきたす程の痛みを訴える場合があります。そのような場合は、クール・アンド・ストレッチ法」を行うと同時に、服用薬についても検討します。 ここでは、そのような激しい筋肉痛がある際に有効な「クスリの服用」について説明します。 矯正治療中に起こる筋肉痛 矯正治療中、特に若い女性では、筋肉痛に悩まされることが多いです。 矯正治療によっ ...
歯周病によって生じた「歯間乳頭」の問題を、矯正治療で改善する
近年、大人になって矯正治療を開始する方の割合が、増加傾向にあります。そのような大人の矯正治療で、最も重要になるのが「歯周病」についての配慮です。 なぜなら、歯並びに問題を抱えた成人の方は、同時に歯周病の問題を抱えているケースが少なくないからです。 そして、矯正治療を有効に用いれば、歯周病の状態を改善したり、歯周病によって生じた問題を改善したりすることができるからです。 そのため、矯正治療では、単に歯並びや噛み合わせを整えるだけではなく、歯周病によって発生した問題を改善したり、歯周病が進行しない環境をつくったりすることを目指します。 ここでは、その中でも、歯周病の影響により ...
矯正終了したばかりの歯は、グラグラしているのが当たり前
矯正治療が終了して装置を外すと、歯に違和感を感じるはずです。なぜなら、矯正装置を外したばかりの歯は、大きく揺れているからです。 指で前後の揺さぶってみると、1mmほど歯を動かすことができます。この状況をひどく心配して、不安に感じる人も多いことでしょう。 このような歯の動揺を、このまま放置しても大丈夫なのでしょうか? ここでは、矯正治療後の歯の大きな揺れの原因と、その対応について説明します。 矯正直後の歯の揺れ 矯正終了直後の歯は、大きく揺れます。なぜなら、歯を支える骨と歯の間に、大きなすき間があるからです。 ちょうど、ボルト(または、雄ネジ)にサイズが大きなナット( ...
矯正開始したばかりの歯が、ピクリッともしないのは当たり前
矯正治療を開始したばかりの頃は、痛い思いをしているだけで、鏡で見ても歯はあまり動いていません。 そんな状況を、不安を感じたり、不信に感じたりしていませんか? しかし、歯がほとんど動いていなくても、まったく心配する必要はありません。 矯正治療を開始したばかりは、どなたの場合でも、歯はすぐには動いてはくれないのです。 ここでは、矯正を開始したばかりの歯が動きにくい理由について説明します。 矯正開始したばかりの歯の動き 更に、矯正治療開始したばかりの歯は、最初まったく動いている様子が見られません。 歯の周囲に骨を改造するための細胞が、十分に集まっていないからです。 ...
矯正治療中の歯は、不規則に移動する
毎日、歯の動きを鏡で確認している方は、「自分の歯は動いていないのではないか」と不安に思っているかもしれません。 矯正治療中の歯は、毎日一定の速度で動いているわけではありません。 矯正治療中の歯は、特徴的な動きをしながら動いているのです。ここでは、矯正中の歯が動く速度と、移動の仕方について説明します。 矯正中の歯が動く速度 矯正治療ですき間を閉じたり、デコボコを並べたりする際の、歯が動く速度は1ヶ月でおよそ1mmです。 このように一般的な矯正治療における歯の動きは、みなさんが想像しているほど急激ではありません。 矯正医は歯がこれよりも早く動きすぎないように、むしろ矯正の ...
親知らずが早期に現れることでおこる重篤なトラブル
以前から、親知らずがアゴ骨に入りきれず、完全に倒れて問題になるケースは多くありました。 しかし、最近のお子さんの中には、親知らずの手前にある12歳臼歯(または、第二大臼歯)までが完全に前傾してしまっているケースを、頻繁に見かけるようになったのです。 いったい、なぜ以前には見られなかったトラブルが、近年、多くのお子さんに見られるようになったのでしょうか? ここでは、12歳臼歯転倒の原因と、その治療について説明します。 早期に現れる親知らず 親知らずは、本来18歳臼歯とも呼ばれ、18歳で歯ぐきから出てくる歯です。その為、レントゲン写真をとっても、以前は中学生くらいまで確認できないこと ...
保定装置(リテーナー)をキレイに保つと、いつも新品のはめ心地
矯正治療を終えてしばらくの間は、歯並びと噛み合わせは崩れるリスクがあります。なぜなら、矯正で動かした歯は、治療終了後に歯の後戻りをする傾向が強いからです。 そのため、矯正治療が終了したあとも、リテーナー(または、保定装置)を用いて歯の安定をはかる必要があります。リテーナーとは、矯正後の歯の後戻りを防止する取り外しできる矯正装置のことです。 リテーナーは、歯の安定するまで2年間は、毎日就寝時に使用するものです。そのため、日常の清掃方法も非常に大切になります。ここでは、リテーナーの日頃の清掃方法について説明します。 普段のリテーナー清掃 使用前と使用後には、保定装置は歯ブラシを使って ...
矯正治療中に発生する「歯間乳頭(しかんにゅうとう)のトラブル」
「歯間乳頭(しかんにゅうとう)」は、歯と歯の間を満たしている歯ぐきのことを意味しています。歯並びや噛み合わせが整っているだけでなく、この歯間乳頭の状態が良いと非常に健康的で明るい印象を与えてくれます。 一方で、いくら歯並びや噛み合わせがキレイでも、歯間乳頭の状態が悪いと、健康で明るいイメージを損ねてしまうからです。 矯正治療を行ううえでも、この歯間乳頭については十分に考慮する必要があります。なぜなら、矯正治療によって、歯間乳頭の状態も変化するからです。 ここでは、矯正治療中に発生する歯間乳頭の問題、中でも「ブラックトライアングル」について説明します。 ブラックトライアングルと ...
矯正治療後の下アゴの位置を、効果的に維持する「トースポジショナー型保定装置」
矯正治療後によってキレイに整えた歯並びも、後戻りすることを御存知でしょうか? 実は、矯正治療を終えたばかりの歯は不安的で、移動したり、ゆがんだりする心配があるのです。 この矯正治療後の後戻りを予防するために用いるのが、「保定装置(または、リテーナー)」です。保定装置を用いることによって、主に歯並びや噛み合わせを維持することができるのです。 しかし、場合によっては、特殊なタイプの保定装置が必要になるケースがあります。それは、いったいどのようなケースなのでしょうか? ここでは、「トゥースポジショナー型保定装置」の特徴と、この装置を使用すべきタイプについて説明します。 歯の後戻り現 ...
矯正中にできる口内炎をラクにする「保護用ワックス」
矯正治療を開始したばかりでは、いくつかのトラブルが発生しやすいです。その中の1つに、「口内炎(こうないえん)」があります。 矯正装置(または、ブラケット)による口内炎は、今まで経験したことがないほど、「話しづらい」「食べづらい」と感じるはずです。さらに、口内炎部分に装置が触れるため、治りづらいのも悩まされる原因になっています。 では、このような口内炎には、どのように対処したらいいでしょうか? 多くの方が用いる塗り薬は、あまり効果的とは言えません。 なぜなら、口の中は唾液で濡れているため、塗り薬がうまく濡れないのです。また、口唇や頬の粘膜は常に動くので、せっかく塗ったクスリも簡単 ...
歯列矯正中による痛みって、激痛?
矯正相談を訪れる人のほとんどが、「矯正治療中に発生する痛み」について心配します。 残念ながら、矯正治療を開始したら、必ず痛みは発生します。 しかし、矯正治療による痛みは、激痛でも、みなさんが想像している痛みとはちょっと異なります。 じっとしていても感じる痛みでもありません。強く噛みしめた際に感じる痛み(または、咬合痛)です。 しかも、通常は3日から1週間ほどで落ち着くため、あまり深刻になる必要はないのです。事実、私のクリニックでは、年間1,000人以上の患者さんが何らかの矯正装置を装着しています。 しかし、その際の痛みが原因で、矯正治療を中断したり諦(あきら)めざるを得なかった患者さん ...
子供の犬歯の方向異常を早期に発見するためには、定期的な検診が重要です
お子さんの顎(あご)の形態が、徐々に小さくなってきていることが知られています。そのため、最近のお子さんでは、永久歯が骨の中にある状態で、永久歯の向きや位置に大きな異常を認める場合が少なくありません。 特に、お子さんの上アゴの犬歯については注意が必要です。この歯には、もっとも方向異常が発生しやすく、また深刻なトラブルの原因になることが少なくないからです。 ここでは、お子さんの「犬歯の方向異常」と、その対応について説明します。 犬歯の方向異常による影響 以前、私は犬歯の方向異常には、アゴ骨を拡大することが有効であることを説明しました。しかし、アゴ骨を拡大しただけで、すべての犬歯の方向異常 ...
再治療については、矯正治療開始前に費用確認が必要です
矯正治療を受ける前には、補償内容についてしっかりと確認することが大切です。たとえば、矯正治療後の後戻りがあった際の、修正治療や再治療についての補償です。 なぜなら、矯正治療後の後戻りは稀なことではなく、ある程度想定しておくべきことだからです。また、後戻りが発生した際の対応が、歯科医院によってさまざまであることがもう1つの理由です。 後戻りがあった際に、補償内容もしくは治療費についてトラブルがないように、事前にしっかりと確認しておくことがオススメなのです。 ここでは、矯正治療を開始する前に、必ず確認しておくべき項目の1つである再治療とその治療費について説明しています。 再治療についての ...
アゴが狭いことが原因で発生する「下アゴの二重歯列」
小学校にあがる頃になると、お子さんの前歯の交換が始まります。この時期のお子さんの歯並びには、どの親御さんも心配になって頻繁に見てしまうのではないでしょうか? そして、最初の乳歯交換が起こる場所が、下アゴの前歯です。その下アゴの前歯の交換の際に慌ててしまうのが、下アゴの「二重歯列(にじゅうしれつ)」を見つけた時です。 二重歯列とは、乳歯の裏側に永久歯の前歯が生えて、歯並びが2列になってしまった状態です。このように二重歯列が見られるお子さんは、将来、重度のデコボコになる可能性が非常に高いタイプということができます。 ここでは、下アゴの前歯に発生する二重歯列と、その治療方法について説 ...
子供の受け口を簡単に治す「レジン添加法」
子どもの受け口(または、下顎前突症)の原因には、大きく3つタイプがあります。 それぞれ、「下アゴが大きいタイプ」、「上アゴが小さいタイプ」、「噛み合わせが低いタイプ」の3つです。 一般的に思い浮かぶのは、下アゴが大きかったり、上顎が小さかったりすることによって起こる受け口です。 しかし、お子さんの受け口の中には、噛み合わせが低いことが原因で生じるものがあるのです。ここでは、噛み合わせが低いことによって起こる受け口と、それを簡単に治すことができる「レジン添加法」について説明します 「噛み合わせが低いこと」が原因で生じる子どもの受け口とは 「歯の噛み合わせが低いこと」が原因で、 ...
「矯正治療後の後戻り」が起こる4つの理由
矯正治療を開始する前に、「治療後の後戻り」について十分に理解しておく必要があります。なぜなら、矯正治療で整えた歯並びや噛み合わせは、そのままの状態で生涯維持されるわけではないからです。 もちろん、矯正後にはさまざまな手段を用いて、後戻りを最小限におさえることが可能です。しかし、歯を支える骨の作り変わりは生涯にわたって行われます。 そのため、歯並びや噛み合わせの状態も変化しつづけるのです。ここでは、矯正治療後に起こる後戻りの原因について説明します。 保定装置を使用していない 矯正治療後には、「保定装置(あるいは、リテーナー)」を用いて歯の安定させる必要があり ...
歯の隙間の再発には、ご注意ください
矯正治療を開始する前に、「治療後の後戻り」について十分に理解しておく必要があります。なぜなら、矯正治療で整えた歯並びや噛み合わせは、そのままの状態で生涯維持されるわけではないからです。 もちろん、矯正後には、さまざまな手段を用いて、後戻りを最小限におさえることが可能です。しかし、歯を支える骨の作り変わりは生涯にわたって行われるため、歯並びや噛み合わせの状態も変化しつづけるのです。 ここでは、矯正治療後に起こる後戻り、中でも「すき間の再発」について説明します。矯正治療後のすき間の発生は、後戻りの中でも最も起こりやすいものの1つです。 そのため、歯を抜いて行う矯正を考えている方は、治療方法につ ...
軽症の出っ歯を非抜歯矯正で治すなら、ミニインプラント治療がベスト
「歯を抜かずに、出っ歯が改善できたらいいのに・・・」 そのように、「非抜歯矯正(ひばっしきょうせい)」を強く望む方の気持ちは、大変よく分かります。なぜなら、矯正相談にくる方の多くが、非抜歯での歯列矯正を希望しているからです。 そして、わたし自身も歯列矯正を受ける際、「できれば、非抜歯矯正で治療したい」と、同じように考えた考えたからです。 幸いなことに、軽症の出っ歯であれば、歯を抜かずに治療することもある程度可能になりました。なぜなら、歯列矯正を行う際、ミニインプラントを用いることができるようになったからです。 ここでは、ミニインプラントを用いて、軽度の ...
子供のアゴを広げる「床矯正装置」の注意点
「床矯正(しょうきょうせい)」は、お子さんの歯ならびや噛み合わせを治療するための装置です。取り扱いが簡単で、しかも痛みが少ないため、子どもの矯正治療には非常に有効です。 その他の特徴として、お子さん自身で装置を取り外しすることができるということが挙げられます。そのため、食事の際に、口の中に装置が入っていない状態で食べることができるのです。 そのため、お子さんにとっても負担が少ない治療ということができるでしょう。 矯正治療の中でも、トラブルが少なく取り扱いが簡単な床矯正ですが、正しく使用することが大切です。なぜなら、適切に使用できていないと、床矯正の効果を十分に得ることができない ...
子供のガタガタ歯並びを床矯正で治すメリットと、デメリット
「床矯正(しょうきょうせい)」は安全でしかも取り扱いが簡単な治療であるため、多くのお子さんの治療に用いられています。 しかし一方で、歯科医師が「床矯正の特徴を十分に理解していないため」に、満足のいく治療結果が得られないといったトラブルもあるようです。 どんな治療法や装置にも、それぞれ利点や欠点があります。そのため、お子さんの矯正治療を行う際には、主治医と十分に相談して開始することが大切です。 ここでは、お子さんの歯のデコボコを効果的に治す床矯正について、そのメリットとデメリットを説明します。これを知ることで、安心して床矯正を受けることができるようになります。 ...
子供のガタガタ前歯の治療には、「床矯正装置」がおすすめ
お子さんが小学校にあがる頃になると、乳歯が抜けて永久歯の前歯が生え始めます。 お子さんの乳歯の交換をみて、前歯の歯並びや噛み合わせが急に心配になる親御さんは多いのではないでしょうか? お子さんの歯ならびや噛み合わせの問題は、この時期から現れ始めます。そのため、お子さんの乳歯が交換する様子を観察しておくことが大切です。 もしも、歯がデコボコに生えたり、永久歯が生えるためのスペースが不足していたりするなら、早期に対応することが重要です。お子さんのアゴを広げることによって、歯をキレイに並べるための余地をつくることができるのです。 ここでは、お子さんのアゴを効果的 ...
「外科的矯正治療」で、歯ぐきの露出を安全に改善する
「歯ぐきの露出」は、矯正治療でキレイに改善することができます。ただし、矯正治療を開始する際には、十分な注意が必要です。 なぜなら、歯ぐきの露出を改善する治療では、トラブルが発生するリスクが高いからです。しかも、深刻なトラブルになる心配があるので要注意です。 ここでは、歯ぐきの露出を治す際の注意点と、安全な治療方法について説明します。 ガミースマイルとは 笑ったときに、歯ぐきが大きく露出する状態を「ガミースマイル(または、グッキー)」と言います。 ガミースマイルの一番の問題は、やはり見た目の問題です。歯ぐきが大きく露出する状態だと、周囲の人の視線が露出した歯ぐきに集中してしま ...
お子さんの受け口をプロトラクターで治す際に発生するトラブル
お子さんの矯正治療には、できるだけ小さな装置、もしくは負担の少ない装置を使いたいです。しかし、大きな装置、お子さんに負担を強いる装置を使わざるを得ないケースがあります。 受け口のお子さんの治療で用いる「プロトラクター(または、上顎前方けん引装置)」も、その1つです。使用する期間は比較的短いですが、非常に大きく、違和感を感じやすい装置です。 ここでは、お子さんの受け口の治療で、プロトラクターを用いた際に起こりやすいトラブルについて説明します。 プロトラクターとは プロトラクターは、「上あごの骨を前方に引っ張る装置」です。つまり口の外側から上あごを前方に引っ張ることによって、積極的に ...
お子さんの受け口を効果的に治す「プロトラクター」
受け口のお子さんは、すでに骨格の問題を抱えている可能性が高いです。そのため、受け口をもつお子さんの場合、小児期からの早期対応が必要です。 なぜなら、骨格的な異常を根本的、および積極的に改善することができるのは、この時期だけに限られているからです。 ここでは、受け口をもつお子さんの骨格的な問題を解決するために有効な装置、つまりプロトラクター(または、上顎前方けん引装置)について説明します。 プロトラクターとは プロトラクターは、「上あごの骨を前方に引っ張る装置」です。つまり口の外側から上あごを前方に引っ張ることによって、積極的に上あごを前方に大きくするのです ...
矯正用ミニインプラントは「最小の手術」
矯正治療の際に、矯正用のミニインプラント(または、インプラントアンカー)が必要になる場合があります。例えば、「歯を抜かずに行う出っ歯の治療」です。この時、ミニインプラントを使って、奥歯を全体的に奥の方へ移動させて、出っ歯を引っ込める必要があります。 ただし、「ミニインプラントをうつ」と聞くと、まるで「大手術を受ける」かのように不安に感じる患者さんが非常に多いのです。 ここでは、ミニインプラントを入れる際の処置方法について説明します。実は、ミニインプラントを入れる処置は、多くの患者さんが想像しているよりも、はるかに簡単な処置で完了するのです。 矯正用ミニインプラントと ...
歯科医院ごとに、「矯正治療の方針」がちがう理由
複数の医院で矯正相談を受けたり、診断を聞いたりすることは悪いことではありません。患者さんが安心して矯正治療を受けることができるなら、複数の歯科医院で話を聞くべきです。 ただし、複数の歯科医院で話を聞いた場合、患者さんは不安を感じたり、混乱しまったりする可能性があります。なぜなら、それぞれの医院で聞く内容や治療方針が、全く異なっている可能性があるからです。 例えば、A歯科医院で「あなたの矯正治療は、歯を抜いて行う必要がある」と提案されるのに対して、B歯科医院では「歯を抜かない矯正治療」が提案される場合です。 その場合、患者さんは混乱し、どちらかの歯科医院が「誤診」したと思い込んで ...
矯正相談で強引なセールスをされないためのテクニック!
歯並びに関する意識調査の結果によると、約60パーセント以上の人が「自身の歯並びについて気にしている」と答えています。 驚くことに、10 ...
前歯の歯並びを長期的に維持する「固定式保定装置(リテーナー)」
矯正治療で動かした歯は、元の状態に戻ろうとする傾向があります。そのため、矯正治療後には歯が移動しないように維持しながら、「歯並びが安定するための期間」を設ける必要があります。 しかし、歯並びが安定するための期間を十分に設けたとしても、歯が完全に動かなくなったわけではありません。その後も歯は徐々に移動するのです。 中でも、下あごの前歯は、歯のゆがみやデコボコが再発しやすい部位です。神経質なタイプの患者さんであれば、わずかなズレがものすごく気になってしまう可能性もあります。 そのため、下の前歯の歯並びを積極的に維持するためには、何らかの対策を行う必要があります。 前歯のゆがみ ...
矯正後の歯並びを効果的に維持する「保定装置(リテーナー)」
矯正治療が終了すると、歯に付けた矯正器具(ブラケット)やワイヤーはすべて外します。 ただし、新たに「リテーナー」を使用するステージが始まります。リテーナーとは、矯正後の歯の後戻りを防止するために使用する「保定装置(ほていそうち)」のことです。 このリテーナーを使用するステージは、矯正治療の全体の中でも非常に重要なステージです。なぜなら、矯正で整えた歯並びや噛み合わせが「将来に渡って安定する」ためには、リテーナーの使用が大きく影響するからです。 そのため、矯正治療を成功させるためには、目的に応じた適切なリテーナーを選択することが非常に重要です。ここでは、複数あるリテーナーの種類とその特徴につ ...
わたしが保定装置(リテーナー)を卒業しない理由
矯正治療でキレイに並んだ歯を、長期的に維持することは非常に困難です。なぜなら、歯は一生動き続けるものだからです。 中でも多いトラブルが、前歯がゆがんだりデコボコになったりするトラブルです。前歯には根が1本しかなく、しかも細いことで、前歯は動きやすいからです。 そのため、前歯の歯並びを長期的に維持するためには、矯正治療を終了した後に行う対策が必要です。前歯のゆがみやデコボコを防止する方法として、いくつかの方法があります。 ここでは、その中でも取り外しできる器具を使って、前歯の歯並びを長期的に保つ方法について説明します。 リテーナー(保定装置)とは 矯正 ...
外科的矯正治療で、ごぼ口を治療する方法
口を軽く閉じたときに突出した口元になることを、俗に「ごぼ口(ぐち)」といいます。もともと日本人は、骨格的にごぼ口になりやすいという特徴をもっています。そのため、自らのごぼ口を気にしている方は非常に多いのです。 しかし、「ごぼ口が矯正治療で改善することができる」ということを、ほとんどの方が知りません。そして残念なことに、ごぼ口の矯正をあきらめてしまっている方が多くいるのです。 そうでなくても、適切な矯正治療を受けられなかったことで、「歯並びは良くなったのに、口元の様子が改善していない」という結果になり、落胆している患者も少なくありません。 ごぼ口を改善する方法には、複数の治療方法 ...
歯を抜いて行う矯正治療で「受け口」を治す
「受け口」を治す矯正治療の方法は、1つではありません。「受け口」を治すための治療方法は、複数存在するのです。そのため、歯並びや噛み合わせ、またはあごの形態や口元の様子によって選択すべき治療方法は異なります。 しかし、最も優先すべきは、患者さんの悩みや要望です。例えば、患者さんが顔付きの改善を希望しているにもかかわらず、主治医が噛み合わせの改善のみを優先する治療を選択した場合、患者さんが納得できる矯正治療になるでしょうか。 このように、意見や考え方に食い違いがあるまま矯正治療が終了しても、患者さんの悩みや要望は一切解決できません。これでは患者さんは、、治療結果にも当然満足いくはずがあり ...
あなたの顔が、しゃくれ顔に見える本当の理由
あなたは、「自分の顔が、ジャクレ顔」に、劣等感をもっていませんか? もし、解決策を知らず悩んでいるのだとしたら、ぜひ、この文章を読んでください。きっと、あなたのコンプレックスを、解消してくれる方法がみつかります。 しゃくれ顔のことを、別の言い方で「三日月様顔貌(みかづきがんぼう)」ともいいますが、気にしている方が非常に多いです。 中には、「歯ならびを変えても、しゃくれ顔は変わらないのでは」と思い込んでいる方も多いようです。 ここでは、受け口の噛み合わせが強いと、しゃくれ顔になる原因と、その治療法について説明していきます。 しゃくれ顔になる原因 骨格の異常 しゃくれ顔 ...
矯正治療中に、顎関節症が発症する4つの理由
「矯正治療によって、顎関節症(がくかんせつしょう)が発生したり、症状が悪化したりすることはない」というのが、現在の学会による結論です。 しかし、実際には、矯正治療を始めてから、顎関節症に症状を感じはじめる患者さんは、少なくないのです。中には、一時的に「口が開かない」「痛くて噛めない」など、強めの症状がでる患者さんもいます。 なぜ、このように矯正治療中に、顎関節の症状があらわれることがあるのでしょうか? ここでは、矯正治療中に顎関節症の症状が発生したり、一時的に悪化したりする原因について説明していきます。 成長による影響 顎関節症は、もともと若い人、とくに ...
子供の永久歯不足が起こりやすい場所
「お子さんの永久歯が、生まれつき不足している」と聞いて心配していませんか? 生まれつき永久歯の本数が足りないということは、決してめずらしいことではないのです。 不足している歯のことを、「先天欠如歯(せんてんけっそんし)」といいます。先天欠如歯が認められる場合、その部分の乳歯を積極的に保存することを考えます。 もしくは、矯正治療で不足する部分の隙間を閉じることを検討します。ただし、先天欠如歯が発生する部位や、不足する歯の本数によっては、必要となる対応が非常に複雑になります。 ここでは、先天欠如歯の発生しやすい部位と、その際の一般的な対応について紹介します。 歯の不足が起こる部分 ...
歯ぎしりは、ストレスブレーカー
「私は、歯ぎしりしてない」という人も、必ず読んでください。なぜなら、歯ぎしりしないという人は、絶対にいないからです。 たしかに、毎日、一晩中、歯ぎしり(または、ブラキシズム)を行っていることはないかもしれません。しかし、間違いなく歯ぎしりをしています。 歯ぎしりは激しくなると、歯がスリ減ったり、自分の歯を破壊したり、歯並びが大きく崩れたりするなどデメリットの部分だけが注目されます。しかし、そんな歯ぎしりにも、実は、重要な役割があるのです。 ここでは、あなたも行っている歯ぎしりの大切な役割について説明します。 歯ぎしりの原因 歯ぎしり原因は、自律神経の不調和です。自律神経の不 ...
抜歯でできたスペースは、矯正治療でこのように閉じる
歯列矯正において、抜歯が必要と判断される場合があります。たとえば、歯のデコボコが強くあるケースや、前歯を引っ込める必要があるケースです。 「抜歯によってできたスペース」が、どのようにして閉じるのか心配になりませんか? 当然、矯正治療は、だれにとっても初めての経験なので、不安に感じて当然なのです。 ここでは、抜歯でできた隙間を、矯正治療で閉じる方法について説明していきます。 抜歯でできたスペースを閉じる方法 ゴムの力で閉じる方法 抜歯でできたスペースを閉じる方法として、最も頻繁に用いられるのが、「ゴム」を使用する方法です。 なぜ、最も頻繁に用いられる方法なのかというと ...
顎間ゴムのかけ方 『ボックス』『トライアングル』
治療中の歯磨き以外にも、矯正治療では、患者さん本人に協力してもらうことがいくつかあります。 たとえば、「ゴム掛け」、もしくは「顎間(がっかん)ゴム」と呼ばれるものです。ゴム掛けとは、上アゴの装置から下アゴの装置に向かって、さまざまな格好で掛ける小さな輪ゴムのことです。 そして、このゴム掛けの協力が、矯正治療を成功させるためには非常に重要になります。なぜなら、このゴム掛けがしっかり行うことができたかどうかによって、治療期間だけでなく、矯正治療自体の仕上がりのレベルが大きく異なるからです。 ここでは、矯正治療で重要となるゴム掛けについて、さまざまな掛け方のバリエーションと、それぞれ ...
これって法律違反? 矯正歯科における歯科衛生士の仕事
矯正歯科医院でも、多くの歯科衛生士が勤務しています。一般歯科に勤める歯科衛生士と同様に、患者の「口の衛生管理」を行うことが主な役割です。 しかし、矯正歯科ではその専門性のために、法律で認められている業務範囲、つまり ...
矯正治療中、抜歯でできたスペースが目立つ際の対処法
矯正治療をおこなううえで、歯の抜歯が必要となるケースがあります。たとえば、歯のデコボコをキレイに並べる治療、もしくは前歯の位置を大きく後ろに引っ込める治療が必要になる場合です。 しかし、実際に歯の抜歯をすませると、抜歯したあとの傷口やすき間が、想像していた以上に目立つことに、あなたはビックリするかもしれません。そして、この状態がいったいどのくらい続くのか心配になるはずです。 友達や同僚との会話でも、抜歯したすき間が気になって、口を開けてしゃべったり、口を開けて笑ったりすることを躊躇(ちゅうちょ)するようになるかもしれません。 人前にでる機会が多い方や、初対面の人もしくは特別な人 ...
矯正治療をはじめると、虫歯のリスクが一気に高まる理由
矯正装置を装着すると、「むし歯になる危険性が高くなる」ということについては、すでに多くの方が御存知のことと思います。その最大の原因となるのが、矯正装置をつけることで、歯磨きが困難になることです。 しかし、実は、歯磨きが困難になるという理由だけで、むし歯のリスクが増しているわけではないのです。矯正治療中には、その他、複数の要因が重なることで、むし歯のリスクが大きく増加しているのです。 ここでは、矯正治療中に、「むし歯の発生リスク」が増加する原因について説明します。 むし歯のリスクが高くなる理由 軟食の影響 矯正治療中にむし歯のリスクが悪化する原因として、最初に挙げられるのが「軟食 ...
矯正治療中に虫歯を発生させない方法
矯正装置を付けると、虫歯のリスクがあがります。これは、残念ながら事実です。沢山の装置が口の中につくので、清掃しにくくなったことも原因です。さらに矯正治療中は、別の要因が重なってさらに虫歯の危険度が高まっているのです。口の中を健康に保つためには、今まで以上に注意が必要になります。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ここでは、あなたが歯列矯正中に行うべき、虫歯予防のポイントについて紹介しています。矯正治療中に虫歯を作らないように、必ず役立ててください。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 歯科医院 ...
3歳までの受け口は、自然に治癒する
乳歯は、通常6ヶ月から生え始めます。すべての乳歯が生え終わるのは、2歳半が過ぎてからです。 この時期には、お子さんの噛み合わせは一定せず、受け口(または、反対咬合)の格好で噛んだり、下アゴを大きく歪(ゆが)ませた状態で噛んだりするのが特徴です。 そして、この時期に見つかる受け口の噛み合わせは、単に下アゴの位置をずらしているだけで、これからお子さんが成長するとともに、自然に改善することも多いのです。 そのため、たとえ1歳半検診でお子さんに受け口の噛み合わせであったとしても、過度に心配したりせず、そのまま経過観察するだけで十分なのです。 ここでは、3歳までのお子さんが受け口の ...
リンガル矯正の治療費が高騰している理由
矯正相談の際、「できるだけ目立たない方法で矯正したい」と、希望する方は少なくありません。 中でも、女性や社会人になって矯正治療を考えた方では、とくにそのような傾向が強いようです。 そのため、「リンガル矯正」は、社会人や女性の患者さんにとって、非常に人気のある治療法です。 「リンガル矯正」 ...
ドライマウスの方にもおすすめの矯正治療
あなたの口の中は、乾燥してしませんか? もしかして、口内炎やむし歯が発生しやすいタイプではありませんか? それらは、唾液(だえき)の分泌が極端に少ないことが原因なのかもしれません。 このように唾液の分泌が少なくなるという現象が、若い10代や20代の方にも見られるようになっています。 そして、この唾液の分泌減少が影響して、矯正治療中にむし歯が多発したり、口内炎が頻発して悩まされたりしているケースが少なくないのです。 ここでは、唾液の分泌減少の原因と、矯正治療における悪影響について説明します。 唾液が減少する原因 唾液の分泌が少ない状態を、「ドライマウス」、または「口腔乾 ...
矯正治療において、ワイヤー交換を交換する目的
ワイヤーも用いる矯正では、ワイヤーを交換したり、ワイヤーに曲げや調整を加えたりすることによって矯正治療を行っています。 矯正治療で用いるワイヤーの種類は、その用途により、性質や大きさの異なるものがさまざま準備してあります。 また、現在使用しているワイヤーによって、「自分が、治療のどの段階にいるのか」を正確に知ることも可能なのです。 ここでは、ワイヤー矯正治療で行うワイヤー種類や、交換の目的について説明していきます。 やわらかいワイヤーを用いるステージ 矯正治療を開始して最初に行うことは、歯のデコボコをほどいたり、捻(ねじ)れを修正したりして、全体の歯を整列することで ...
矯正治療の治療計画をたてる際に必要となる3つの判断基準
最近では、インターネットや雑誌を調べることで、矯正治療についても多くの情報を知ることができます。そのため、自分の歯並びや噛み合わせの状態について、場合によっては治療方法についてまでも、あらかじめ調べたうえで矯正相談にくる方が少なくありません。 ただし、事前に「自分とそっくりな歯並び」もしくは「自分にも、可能な治療」と判断していたものが、実際には検討違いであるというケースが少なくないのです。 なぜ、このような期待外れが発生するのでしょうか? それは、矯正治療の治療計画を立てる際には、複数の判断基準を、同時に当てはめて診断する必要があるからなのです。ここでは、矯正医が治療計画をたて ...
矯正治療の抜歯は、自費か or 保険か
歯列矯正を行うにあたって、歯の抜歯が必要になるケースがあります。 それは、歯のデコボコを改善したり、前歯を引っ込めたりするために必要となる抜歯だけでなく、たとえば、乳歯の抜歯や親知らずなどの抜歯についてです。 なぜなら、矯正治療で必要になった抜歯については、健康保険で行うことができないケースが多いからです。そして、矯正治療費とは別に、新たに自己負担する必要があるからです。 ここでは、矯正治療にかかわる抜歯の費用について説明します。 健康保険扱いにならない抜歯 矯正治療に伴う抜歯 矯正治療を行うにあたって、どうしても抜歯が必要になるケースがあります。たとえば、歯のデコボコを ...
矯正治療中に、突然はじまる異常な「歯ぎしり」
矯正治療を行う際にも、当然、いくつかのリスクがあります。そのリスクの1つに、「歯ぎしり」があります。ただし、これは、普通の歯ぎしりではありません。ある日、異常なほど激しい歯ぎしりが、突然始まることがあるのです。 そして、短期間のうちに、奥歯や前歯が原形をとどめないくらい歯が磨耗(まもう)してしまうのです。そのため、場合によっては、矯正治療を中断せざるを得ないケースもありうるのです。 ここでは、矯正治療中に突然発生する危険性がある「異常な歯ぎしり」についついて説明します。 異常な歯ぎしりの原因 歯ぎしりの原因は、一般的に、自律神経の不調和であることが分かっています。自立神経の不調和 ...
知ると安心、外科的矯正治療の流れ
矯正治療だけでなくアゴ骨の外科手術も必要と診断された方、もしくは、自分でアゴ骨の手術が必要だろうと感じている方には、「外科矯正治療の流れ」について知って頂きたいと思います。 矯正治療を行う際、通常のブラケットやワイヤーを用いて行う治療に加え、全身麻酔での外科手術を同時に行う必要があるものを、「外科矯正治療」といいます。 外科矯正治療について、いろいろ情報を知りたくても、周りに治療を受けてた経験がある方はそんなにいらっしゃらないはずです。そのため、外科矯正治療を不安に思っている方も、少なくないはずです。 ここでは、外科矯正治療についての一連の流れについて説明します。 外科矯正治 ...
知っててほしい、口呼吸の恐ろしいリスク
お子さんは、普段、鼻で息をしていますか? それとも、口で呼吸することが多いですか? もし、口で息をしていることが多い、もしく鼻で呼吸することが困難であるなら、注意が必要です。 なせなら、鼻で息をすることは、お子さんの健康や成長にとって、非常に大きく関わっているからです。普段、口で息をしている状態だと、健康や成長に悪影響が及ぶ心配があるからです。 ここでは、口呼吸でいることが、お子さんにとって悪影響になっているという事実について説明します。 口呼吸のリスク むし歯・歯周病のリスク 口呼吸のリスクとして、最初に挙げられるのが、「口の乾燥」です。 口呼吸していると ...
親知らずは、女性の敵
矯正治療中、もしくは治療後に、親知らずの抜歯をオススメしています。 なぜなら、状態の悪い親知らずを放置すると、歯並びや噛み合わせが崩れる危険性があるだけではないからです。突然、親知らずに大きな痛みが起こったり、手前の歯を巻き込んで悪くしたりすることがあるからです。 とくに、あなたが女性なら、親知らずは必ず抜いておくとこをオススメします。なぜなら、男性に比べて女性のほうが、親知らずによる悪影響を受けやすいからです。 ここでは、女性における親知らずの悪影響と、親知らずを若いうちに抜いたほうが良い理由について説明しています。 親知らずのトラブル 親知らずが痛むのは、体調を少し崩し ...
☆矯正治療中に虫歯を発生させない方法
矯正装置を付けると、虫歯のリスクがあがります。これは、残念ながら事実です。口の中に沢山の装置がはいって、清掃しにくくなったことも原因です。さらに矯正治療中は、別の要因が重なってさらに虫歯の危険度が高まっているのです。口の中を健康に保つためには、今まで以上に注意が必要になります。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ここでは、あなたが歯列矯正中に行うべき、虫歯予防のポイントについて紹介しています。矯正治療中に虫歯を作らないように、必ず役立ててください。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 虫歯のリ ...
矯正治療中のおすすめ口腔ケア
矯正治療中は、虫歯の危険が増します。矯正装置(ブラケットなど)がついたために、歯垢がつきやすく、歯磨きがやりにくくなってしまうからです。 矯正治療中に虫歯の発生が心配される場合、場合によっては矯正治療を中断する必要があります。 また、矯正治療中に、たくさんの虫歯をつくってしまっては、歯列矯正を始めたこと自体を後悔してしまうことになりかねません。 矯正治療中の虫歯の危険部位は、「装置の周り」と「歯と歯の間」です。 この2つの部分の清掃に気をつけることで、矯正治療中の虫歯の発生を確実に予防することができるのです。 歯科医院での定期的なメンテナンス 矯正治療中には、虫歯のリ ...
矯正治療中の歯ぐきが腫れる原因は、「口呼吸(くちこくきゅう)」にあった
あなたは、矯正治療中の歯ぐきのトラブルに、現在、悩まされてはいませんか? 頑張って歯磨きはしているのに、「歯ぐきが腫(は)れた」、もしくは「歯ぐきの腫れがひかない」という方は、もしかすると「口呼吸(くりこきゅう)」が影響している可能性が高いです。 普段、口で呼吸している状態だと、歯磨きちゃんと行っているにもかかわらず、歯ぐきが腫れてしまったり、歯ぐきが非常に敏感で、歯ブラシをしっかりと当てることができなかったりする問題が起こりやすいのです。 そして、歯の表面につけた装置の影響により、矯正治療中は歯ぐきのトラブルが起こりやすいのです。 そのため、ここでは、口呼吸で歯ぐきが腫れや ...
矯正治療中に「妊娠したこと」が判ったら、最初に行うべきこと
最近では、社会人になってから、矯正治療を考える方が多くいます。実施に、わたしが運営するクリニックでも、社会人になって矯正相談に訪れる女性の数が増えています。 それに伴って、矯正治療中に妊娠するケースにも、遭遇(そうぐう)するようになりました。では、矯正治療中に、妊娠したことが判った際、最初に何をする必要があるのでしょうか? それは、妊娠したことを主治医に伝えることです。なぜなら、今後の矯正治療中において、配慮すべきことが新たに発生するからなのです。 ここでは、矯正治療中に妊娠したことが判った際、矯正治療において注意すべき事項について説明します。 「妊娠したこと」が判明したら ...
受け口のヒトが人を遠ざけてしまう理由
受け口(または、下顎前突)の噛み合わせの人は、「第一印象で、ものすごく損をしている可能性が高い」という事実を御存知だったでしょうか? 受け口の噛み合わせ人は、周囲の人に「恐い」「機嫌悪そう」と、誤解されているのです。そして、敬遠されているケースが少なくないのです。 そして、そのように誤解を受ける理由には、受け口の噛み合わせによる影響が、大きく関係しているのです。 ここでは、受け口の噛み合わせの方が、周囲の人を遠ざける理由について説明します。 受け口が怖がられる理由 下アゴが大きい 受け口の噛み合わせの人は、下アゴが大きいことが特徴です。下アゴが大きいことで、「男らしい」「 ...
歯列矯正でめざす5つのゴール
せっかく矯正治療を行っても、満足のいく結果でなかったり、すぐに崩れたりしてしまっては何のために治療したのか解りません。そのためには、単にキレイな状態にするだけでなく、同時に機能的にも十分な能力を発揮すること、長期間安定する状態をつくってあげることが必須です。キレイな印象を与える歯並びも、良く機能する噛み合わせも、そして長期間安定させるためにもクリアすべきゴールがあります。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ここでは簡単なチェックポイントについて紹介します。これを知っておくことで、治療計画への理解、ゴールまでの距離が明確になりやすいと思います。そして、 ...
保定期間に起こしやすい、うっかりミスによる保定装置(リテーナー)の紛失や破損
矯正治療終了後からは、「リテーナー(または、保定装置)」を使っての保定期間が始まります。 この保定装置を使った保定期間は、矯正治療でキレイに整えた歯並びと噛み合わせが、崩れないようにするうえで非常に重要です。 ただし、このリテーナーは取り外し式であるのため、うっかり紛失したり、壊したりするトラブルがどうしても発生しやすいようです。 ここでは、保定期間中に起こしやすい、うっかりミスによるリテーナーのトラブルについてご紹介します。 リテーナーのトラブル 食事の際に紛失 食事する前のリテーナーの保管には、十分に注意が必要です。 なぜなら、保管方法が間違っていたり、保管場所 ...
知っておきたい矯正用インプラントにおこる「治療中のトラブル」
ミニインプラント(または、矯正用インプラント)を上手に用いることで、矯正治療を確実かつスムーズに行うことができます。しかも、矯正様インプラントを設置する処置は、非常に簡単に行うことができます。 しかし、どんな治療でも、トラブルフリーのものはありません。それは、ミニインプラントにおいても、同様のことがいえます。 ここでは、ミニインプラントトを用いた際に起こる「矯正治療中のトラブル」について説明します。これを知ることで、矯正用インプラントにトラブルが起こった際にも、安心して対処することが可能になります。 ミニインプラントと、デンタルインプラントとの相違 デンタルインプラントとは、ムシ ...
中学生および高校生が、矯正相談を早めに受けた方がよい理由
高校進学や大学進学など、中学生や高校生にとって重大なイベントであるだけでなく、生活環境が大きく変化する時期です。 同時に、この時期は、多くの中学生や高校性が、本格的な矯正治療を開始するときでもあります。そのため、矯正治療を開始する際には、今後の進路予定について主治医に伝えておくことが大切なのです。 なぜなら、高校進学もしくは大学進学のために、県外に離れることがあるからです。矯正治療を完了するためには、一般的に2年以上の治療期間が必要です。 そのため、これから矯正治療を考えている中学生および高校性は、進路について十分考慮し、矯正治療を開始する時期や、矯正治療の方法について決定する ...
子供の受け口を、そのまま放置してはいけない理由
お子さんに受け口(または、下顎前突症)の噛み合わせを見つけた場合、直ちに専門家の診察を受けることをオススメします。そして、適切な治療開始のタイミングまで、定期的なチェックを受けることをオススメします。 なぜなら、子どもの受け口を放置すると、問題が深刻化する心配があるからです。 実際に、口の機能が十分に行えなかったり、不自然な顔立ちになったりする心配があるのです。そのため、受け口を放置したことを、後悔する結果になってしまった人が少なくないのです。 「このまま放置しても大丈夫だろう」「中学生、高校生になって治療を考えても、困ることはないだろう」という考えは、非常に危険なのです。 ...
始める前に知っておくべき、矯正治療のリスク
歯列矯正は、比較的安全な治療です。歯列矯正を適切に行ったとしても、起こりうるトラブルがあります。復旧可能なトラブルもありますが、中には元の状態に回復できない深刻なトラブルさえ存在します。幸いこれらのトラブルが起こることは、非常に稀(まれ)ですがあなたに起こらないとはかぎりません。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 矯正治療開始前には、必ず歯列矯正上起こりうるリスクとして認識したうえで、矯正治療を開始する必要があります。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 歯周病に関連した歯肉の退縮 すでに歯周 ...
矯正治療の治療期間を、大幅に短縮できる方法とは
矯正治療の治療期間は、おおよそ2年~2.5年です。 このように、治療期間が長いことがネックになって、矯正治療を開始することをなかなか決心できない患者さんも少なくありません。 とくに、社会人や女性の方の多くは、「矯正装置をつけている期間を、できるだけ短くしたい」と強く希望しているはずです。 矯正治療の治療期間を短縮する手段として、現在、いくつかの方法があります。治療法によっては、通常の半分の治療期間、もしくはそれ以下に短縮できるものもあるのです。 ここでは、これらの治療期間を短縮できる矯正治療の方法について説明していきます。 治療期間が短い治療法 歯周外科を伴う歯列矯正 ...
ガタガタ歯並びを予防する時期には、タイムリミットが存在する
「永久歯の前歯は、キレイに並ぶことができそうか」「ガタガタ前歯になったりしないか」、お子さんの前歯が永久歯に交換しはじめると、親なら誰しも心配になるはずです。 お子さんの口の中を確認してみると、前歯がすでにデコボコ歯並びであったり、これから生えてくる歯のスペースが不足していたりしている状態かもしれません。 しかし、このように永久歯のスペースが不足している場合でも、早期治療を行うことによって、ガタガタ歯並びを予防したり、前歯のデコボコを改善したりすることができます。つまり、子供のあご骨を拡大して、永久歯を並べるためのスペースをつくることができるのです。 ただし、子供のあご骨を拡げ ...
矯正治療中に、ディスキングで健康な歯を削る理由
矯正治療では、歯の両サイドを削ることを頻繁に行います。 歯の間に、円盤状もしくはリボン状のヤスリを使って歯を細くすることを、「ディスキング」、または「ストリッピング」といいます。 しかし、たとえわずかな量であっても、歯を削られる側にとっては不安を感じて当然です。 「何のために、歯を削る必要があるのか」、「歯を削ることで、どのような効果があるのか」を十分に理解する必要があります。 ここでは、矯正治療中にディスキングを行う目的と、その効果について説明します。 矯正治療でディスキングを行う目的 歯の大きさを修正する ディスキングを行う目的として、最初に挙げられるのが「幅の ...
矯正治療中に見つかる歯の形態異常
最近のお子さんの永久歯は、サイズが小さくなったり、本数が不足したりしているという事実を御存知でしょうか? その大きな原因の1つが、人間の身体の進化です。進化の過程において、アゴ骨は小さくなり、役割がない歯や、アゴ骨の中に並びきれない歯については、徐々に退化したり、排除されたりという現象が起こっているからです。 もっとも典型的なのが、親知らずについてです。最近の親知らずは、極端にサイズが小さかったり、場合によっては、存在しなかったりすることも少なくないのです。 ここでは、最近みられる永久歯の退化傾向と、形態異常について説明します。 矮小歯 永久歯の形態異常として、最近、とくに多く ...
矯正治療の中で、いちばん痛かった処置とは・・・
歯列矯正の治療過程で、どうしても痛みの出やすい処置内容や、治療ステージがあります。しかし、矯正治療中に発生する痛みのほとんどは、数日で徐々におさまることがほとんどです。 しかし、その事を知っていなければ、「この痛みは、いつまでつづくんだろう?」「今より、ずっと痛くなるのではないか」と、ひどく不安になるはずです。 ここでは、矯正治療の中でも、大きな痛みが発生しやすい内容について紹介しています。 これを、知ることによって、痛みであっても一時的なものであることが分かります。そのため、安心して矯正治療が受けられるようになるでしょう。 矯正治療中、痛みが発生しやすい処置 青色のゴム ...
結局、ゴムかけをサボった人だけが損してる
歯列矯正では、普段の歯磨き以外にも、患者さんに協力をお願いするものがいろいろとあります。たとえば、矯正装置に小さな輪ゴムをかける「ゴムかけ」、もしくは「顎間(がっかん)ゴム」です。 このゴム掛けは、歯列矯正を行ううえで、どなたにも必要になるものです。そして、歯列矯正を成功するためには、ゴムかけの協力が不可欠のものということができます。 しかし、ゴム掛けが矯正治療上、非常に重要であるにもかかわらず、ゴムかけが十分にできていない、もしくは勝手に中断してしまっている方をときどき見かけます。 しかし、ゴムかけをサボるろ、治療期間が延びるだけでなく、その他にもたくさん損する結果になってい ...
奥歯にバンドを装着すると発生する「ほっぺたに、血豆ができる」トラブル
矯正治療がはじまって、矯正装置がつきはじめると、さまざまなトラブルが発生します。 たとえば、バンドを装着した際におこるトラブルです。奥歯にバンドをつけると、頬(ほほ)を噛んだり、頬の内側が装置に引っかかったりするトラブルが起こりやすくなるのです。 中には、血まめができたり、頬が裂けたりして、矯正治療を継続することに不安を感じる患者さんも少なくありません。 ここでは、初めての奥歯に矯正装置をつけた際、発生しやすいトラブルと、その時の対応について説明します バンドとは 矯正治療を開始する際、最初に行うのが「バンドの装着」です。 バンドとは、奥歯で用いる金属製の帯環(たいか ...
ディスキングで歯を削っても、むし歯をしっかり予防する方法
驚くかもしれませんが、一般的な歯科治療と同じように、矯正治療でも歯を削ることがあります。 たとえば、「ディスキング」です。 実は、ディスキングは、頻繁に用いる方法であり、矯正治療で歯を削ることは珍しいことではないのです。しかも、その際、一度に数カ所削ることも少なくないのです。 このように、複数の歯を削ることで、後にむし歯が多発したり、歯がしみたりする心配はないのでしょうか? ここでは、ディスキングを行っても、むし歯が発生したり、歯がしみたりしない理由について説明します。 ディスキングとは 「ディスキング(または、ストリッピング)」を行う際には、「リボン状のヤスリ」や、 ...
「ムーシールド」を用いることで得られる3つの効果
「ムーシールド」は、子どもの受け口(または、下顎前突症)を改善するために用いる矯正装置です。マウスピースタイプの矯正装置であるため、お子さん自身で取り外しすることができます。 そのため、治療中のトラブルや精神的な負担が少なく、小さなお子さんでも適用可能な治療ということができるでしょう。 また、このムーシールドを使用することで、受け口が改善するだけでなく、その他の効果も得ることができるのです。 ここでは、ムーシールドを使用することで得ることができるさまざまなメリットについて説明します。 ムーシールドを用いる3つのメリット 正しい舌位置の獲得 通常、わたしたちは食べ物や唾液( ...
「クチャクチャ」または「ペチャクチャ」いうと音を、クチャラーが食事中に発生する原因
「お箸のもち方がおかしい」、もしくは「食べ散らかしで、お皿の上がきたない」という人が気になって、「せっかくの食事が、まったく美味しく感じられなくなってしまった」、もしくは「食事にまったく集中できなかった」という経験はありませんか? 食事の際、このようにマナーの悪い人が近くにいると、周りの人はとても不愉快な思いをします。 食事の際、周りの人を不愉快にするのは、「クチャラー」も同じです。クチャラーとは、食事の際、クチャクチャまたはペチャクチャと音をたてながら食べる人たちのことです。 クチャラーが食事中に発する音で、「食事が不味くなった」または「食事にまったく集中できなかった」との苦 ...
マウスピース矯正の治療期間を大幅に短縮できる「ハイブリッド矯正法」
歯の表面に矯正器具を貼りつけて行う従来型の矯正治療と比べて、「マウスピース矯正治療」は目立たず、しかも違和感が少ない治療法です。そのため、最近では、マウスピース矯正を希望して矯正相談を訪れる方の割合が、急激に増加傾向にあります。 しかし、どの治療方法にも長所と短所があるように、マウスピース矯正治療にも欠点が存在します。つまり、苦手なタイプの治療や、苦手な歯の動きがあるということです。 そのため、治療内容によっては、必要になる治療期間が極端に長くなってしまうケースがあったのです。そして、そのことがネックとなり、マウスピースで矯正治療を行うことを断念するケースもあったのです。 しか ...
あなたにミニインプラントが必要になった理由
顎の骨に小さなネジ(ミニインプラント)をいれて、矯正治療を行う方法があります。このミニインプラントを用いると、矯正治療をスムーズに確実に完結することができます。 また今まで不可能であった方法が、ミニインプラントで可能になりました。さらに今まで非常にわずらわしかった装置が、インプラントによって不要になったことも特筆すべきことです。 ミニインプラントの応用で、私達が得られるようになった恩恵は非常に大きいと言えます。矯正用のインプラントの応用範囲は広く、今後もさまざまな活用方法が紹介されるでしょう。 前歯6本まとめて移動 ミニインプラントを用いると、歯を ...
重度の八重歯は、小臼歯を抜いて歯列矯正した方が安心である理由
八重歯(やえば)の歯並びも、10代までは、「可愛らしい」もしくは「チャーミング」ともてはやされることも多いです。 しかし、「八重歯が、似合わなくなった・・・」「八重歯が、かわいくなくなった・・・」などと、大人になると急に感じるようになります。 なぜなら、成人になると、頬やアゴ周りの筋肉が引き締まってくるからです。そして、その結果、大人っぽい顔つきになってくるからです。 そのため、成人になって「キレイな歯並びにしたい」「八重歯を無くしたい」と、矯正相談を訪れたり、実際に八重歯治療を開始したりする方の割合が増加する傾向にあるのです。 八重歯を歯列矯正する方法については、複数の ...
親知らずを抜歯した方がよい6つの理由
親知らずは、前から8番目に位置する奥歯です。 現在では、アゴ骨の大きさが小さくなったこともあり、4本の親知らずが、すべてまっすぐに生えてくるという人はほとんどいません。特に下アゴの親知らずは斜めに傾いていたり、真横を向いていたりすることがほとんどです。 このような親知らずは、その後、口の中に自然に現れてくることはありません。そのため、さまざまな悪影響を及ぼす危険性が高いのです。 ここでは、親知らずに関係するトラブルと、抜歯をオススメする理由について説明します。 歯並びや噛み合わせ異常の原因となる親知らず 親知らずがあると、歯並び異常、もしくは噛み合わせ異常が発生しやすいこと ...
目立たない矯正装置
「子どもの頃に、歯列矯正しておけば良かった」と、あなたも後悔しているかもしれません。最近では、大人になって矯正治療をはじめる人がかなり増えています。 しかし、中には「やはり、あの目立つ矯正装置はちょっと・・・」と、装置が見えることが原因で、矯正治療を躊躇(ちゅうちょ)している人も多いのです。 矯正装置の中には、そんな方にもオススメの、目立ちにくい装置、および矯正方法があります。 ここでは、そのような大人の方でも受け入れやすい装置、および目立ちにくい矯正法について説明します。 目立たない矯正装置を徹底比較 セラミックブラケット 最初に紹介するのは、「セラミックブラケ ...