歯並びに関する意識調査の結果によると、約60パーセント以上の人が「自身の歯並びについて気にしている」と答えています。
驚くことに、10 人のうち6人の方は、自分の歯並びについて何らかのコンプレックスを持っているのです。
では、自分の歯並びにコンプレックスを持っている方のうち、何パーセントの人が実際に矯正相談にいっていると思いますか?
こたえは、・・・・・・・・・50パーセント未満です。
つまり、50パーセント以上の方は、自分の歯並びに強いコンプレックスを持っているにもかかわらず、矯正相談を利用していないということです。
自分の歯並びに強いコンプレックスを持っているに、そして、無料相談を行っている矯正歯科がたくさんあるのに、なぜ多くの人は矯正相談を利用しないのでしょうか?
その原因の1つに、「矯正相談にいくと、矯正治療を強要されるにではないか・・・」「無理強いされたら、うまく断れそうにない・・・」と不安に思っている方が多くいらっしゃることが挙げられます。
実際には矯正相談にいっても、矯正治療を強要されたり検査を強要されたりすることは決してないと思います。
しかし、大人しいタイプの方にとっては、簡単なオススメに対して断わりを入れることも、もしかすると大きな負担になるのかもしれません。
そのような方も気軽に矯正相談の申し込みができるように、ここでは、誰もが安心して矯正相談を受けることができる方法について紹介します。
これを読むことによって、これまで矯正相談を躊躇(ため)っていた方も、最初の一歩が踏み出せるようになるはずです。
矯正相談の流れ
①矯正相談の予約
電話またはネット予約にて、矯正相談の予約を入れます。
②歯科医院へ訪問
矯正相談の予約日に、歯科医院へ訪問します。受付では、本人確認のため、健康保険証の確認を行います。そのため、矯正相談であっても、健康保険証は必ず持参するようにしてくださいね。
③問診票の記載
受付にて、問診票をお渡しします。問診票では、歯並びの悩みや全身の健康状態、アレルギーなどについてお伺いします。
④問診・矯正相談
問診票の記載をもとにして、矯正治療の具体的な方法や治療期間、治療費などについてお話します。歯列矯正についての疑問に思っていることや不安に思っていることは、すべてここで確認するようにしてくださいね。
矯正相談後の流れ
矯正治療の流れを知ることによって、矯正相談に安心して臨(のぞ)むことができるようになります。
なぜなら、断りを入れる際、どの部分ならやんわりとした断りで済ませられるのかということがハッキリするからです。
実際の矯正治療の流れは、以下のとおりです。
①矯正相談 ⇒ ②精密検査(有料)⇒ ③治療計画の説明 ⇒ ④矯正治療開始
これをみると、②精密検査が済まないと、その後の矯正治療が進まないことがわかりますよね。
そのため、矯正相談を行った当日に精密検査をすすめらた場合でも、「検査を受ける時間がない・・・」」もしくは「検査は日を改めたい・・・」ということをやんわり伝えるだけでよいのです。
矯正相談を行った当日に歯科医に伝えるのではなく、「伝えるタイミング」や「伝える相手」を変えるだけで、心の負担がさらに軽くなることがわかります。
矯正相談だけ予約する!
矯正相談した直後に、「精密検査は日を改めて行いたい・・・」「自宅でよく考えてから判断したい・・」と言いだす場面を想像すると、それだけでかなり滅入ってしまいますよね。
しかし、「精密検査は、日を改めたい」と伝える場面を変更するだけで、心の負担は劇的に軽くすることができます。
具体的には、「精密検査は、矯正相談とは別の日に行いたい」と伝える場面を、矯正相談直後から矯正相談の予約をする時に変更するのです。
たとえば、矯正相談の予約を電話で行う場合、話す相手が歯科医師ではなく女性スタッフになります。
それだけでも、心の負担はかなり軽くなるはずです。
ネット予約で矯正相談の予約ができる矯正歯科医院なら、伝える相手がまったく見えないため、心の負担がゼロに近い格好で「精密検査は、矯正相談とは別の日に行いたい」と伝えることができるはずです。
「いくつかの歯医者で話をきいてから判断したいので・・・」「友達との約束があるから・・・」など、理由なんて何でいいです。
矯正歯科にとっても有り難い!
矯正相談の予約をとる際、「当日は、矯正相談のみを希望します」「矯正検査は別の日でお願いします」と伝えることを、心苦しく思う必要はまったくありません。
なぜなら、このように予約の際に伝えてもらうことは、実は、矯正歯科医院にとっても非常に有り難いことだからです。
予約を受付ける際、矯正歯科医院では矯正相談の時間以外に、30〜40分ほどの時間を確保しています。
なぜなら、矯正相談を行ったと同日に、精密検査することを希望する方がいらっしゃるからです。
しかし、「当日は、矯正相談のみを希望します」「矯正検査は別の日でお願いします」と伝えてくれることで、矯正歯科医院側も精密検査するかどうか分からない方のために貴重な時間を用意する必要がなくなります。
そのため、精密検査が必要な場合、日を改めて検査予約をとってくれる患者さんは、矯正歯科医院側にとってむしろ有り難いのです。
まとめ
「矯正相談にいくと、矯正治療を強要されるにではないか・・・」「無理強いされたら、うまく断れそうにない・・・」という不安は、解消できましたか?
「矯正相談を利用してみたいと思ってけど、強引な勧誘が心配で矯正相談を利用できなかった・・・」というのであれば、それは非常にもったいないことです。
キレイになるせっかくのチャンスを、みすみす見逃していることになります。これまで矯正相談を予約することを躊躇(ちゅうちょ)していた方は方も、この記事の方法を参考にしてぜひ予約してみてください。