後悔しない矯正治療を受けるためには、歯科医院選びがもっとも重要です。 しかし、実際に歯科医院を探そうとすると、「どうやって歯科医院を探したらよいのかわからない・・・」「何を基準に選んだらいいのか分からない・・・」という方がほとんどなのではないでしょうか? 「ホームページがキレイだったから・・・」「口コミサイトでの評価が良かったから・・・」という理由だけで、判断するのはちょっと心配ですよね。 失敗が許される食事や買い物などとは、費やす時間や金額もまったくことなりますものね。 では、正しい歯科医院選び、間違いのない歯科医院選びは、いったいどのように行ったらよいのでしょうか? ...
永久歯の「歯列矯正」
- 優良な歯科医院を見つけるためのアドバイス
- マウスピース矯正が人気の治療法である理由
- 上顎前突症の外科矯正|SSROまさかの失敗の理由とは
- 口ゴボの治療|非抜歯で治す口ゴボのタイプは?
- 口ゴボの歯列矯正|口ゴボは「手術なし」でも治療できる?
- 上顎前突症を自力で治す手段と、自力で治す際の注意点について
- 上顎前突症における外科手術と、外科手術後の横顔の変化
- 外科手術による上顎前突症の治し方
- この上顎前突、外科手術ですか? 保険がきく矯正になりますか?
- 下顎前突の治療|受け口を抜歯なしで歯列矯正する際の注意点
- 八重歯の部分矯正|失敗の理由はここにあった
- 八重歯の歯列矯正|抜歯矯正と非抜歯矯正の違いとは
- 八重歯の抜歯|犬歯を抜くと必ず後悔する理由
- あなたの出っ歯は、セラミッククラウン治療で本当に治せる?
- あなたの口ゴボはどのタイプ?|自らの口元をチェックする簡単な方法
- 歯を抜いて矯正治療を行っても大丈夫?
- 受け口治療を早期に開始してはいけない理由
- あなたの口元を劇的に改善する「オトガイ形成手術」
- 矯正治療中の痛みが少なく、治療期間も短い矯正装置「セルフライゲーションブラケット」
- 目立たず矯正したい方にオススメの「ハーフリンガル矯正」
- 歯を抜歯するタイミングが、矯正治療において重要になるケース
- 4本の歯を抜歯して、矯正治療を行う必要があるタイプ
- 上アゴの歯を2本抜いて、26本の永久歯でつくる噛み合わせ
- 下顎前突の外科矯正|受け口手術で失敗、その理由とは
- 「前歯の反射」が、あなたの噛むリズムと噛む力をコントロールする
- 奥歯の崩壊を守るための「前歯のガイド」
- 矯正治療を通して、最もつらい3日間
- 歯列矯正における 口元の下げすぎ には十分に御注意ください
- 矯正治療で前歯を引っ込めることができる限界
- 歯並びはきれいだけど、矯正治療が必要な噛み合わせ
- 下アゴ小臼歯の先天欠損を、「歯の移植」でリカバリーする
- こどもの頃の外傷が原因となる「矯正治療中のトラブル」
- こどもの頃に「歯を強くぶつけた」記憶がある方は、ご注意ください!!
- 矯正治療中に突然発生する「歯の変色トラブル」
- 側切歯の欠如による「正中のズレ」を改善する
- 大人になって発生する前歯のデコボコと、大人になってさらに悪化するデコボコ
- 矯正治療後に矮小歯の形態を整えることで、あなたの印象が大きく変わる
- 矯正治療中に発生する筋肉痛の予防に有効な「温罨法(おんあんぽう)」
- 矯正治療中の筋肉痛を和らげる「クール・アンド・ストレッチ法」
- ゴムメタルワイヤーを用いて、結婚式までにキレイな歯並びにする方法
- 矯正の治療期間を大幅に短縮できる「 マルチループ矯正」
- 顎関節の変形を食い止める「マルチループワイヤー」を用いた矯正
- 重度の二重歯列を改善するための、抜歯ありこだわりの歯列矯正法
- 前歯の二重歯列も、この方法なら非抜歯でキレイに歯列矯正できる!
- 「フェルール形態」を部分矯正でつくることで、あはたの差し歯が長持ちする理由
- インプラント治療を良好に行うための部分矯正
- キレイなブリッジを入れるために行う部分矯正
- 部分矯正で治す「前歯のすきっ歯」
- 部分矯正で治すことができるタイプの「前歯のデコボコ」とは
- 外科的矯正治療をはじめる前に、確認しておくべき「厳しいルール」
- 外科的矯正治療で治す「開咬症」
- 開咬症を効果的に治す「マルチループワイヤー」
- 奥歯を沈下させることによって行う「開咬症治療」
- 小臼歯を抜歯して行う「開咬症治療」
- 「開咬の再発」には、ご注意ください
- 「出っ歯の再発」には、ご注意ください
- 「前歯のデコボコ」の再発にはご注意下さい
- 口ゴボを解消して、いっしょに「口元美人」めざしませんか?
- 出っ歯を歯列矯正で治す際、抜歯が必要になるタイプとは
- ワスモンド手術で、重度の上顎前突症を短期間で改善
- お子さんの舌小帯を修正する「絶好のタイミング」
- 不適切に入れると怖い「矯正用ミニインプラント」
- 進行した歯周病をもつ患者さんの矯正治療
- ミニインプラント 何回もやり直しで大丈夫?
- 損する「クチャラー」
- 食事中に見る「クチャラー」の残念な特徴
- 外科的矯正治療後に、もう1度手術が必要となる理由
- 外科的矯正治療が受けられる特殊な医療機関とは
- 外科手術なしで上顎前突を治す 特殊な歯列矯正法とは
- 重症と軽症ではまったく違う 非抜歯矯正による 出っ歯の治療法
- 金属アレルギーがあっても安心して受けられる矯正治療
- あなたのデコボコを、無理矢理ならべるリスク
- 手術が不可欠 歯列矯正単独では治せない「噛み合わせ異常」
- ハリウッドセレブの横顔がキレイな理由
- 第二次性徴期が、出っ歯の治療する最高のタイミング
- 大人の歯列矯正で配慮すべきこと
- 親知らずは、女性の敵
- 歯周病と、大人の歯列矯正
- 矯正治療で、子供の鼻腔を拡大するメリット
- 適齢期の女性へのアドバイス
- 見た目だけじゃない 私が八重歯の歯列矯正を決心した本当の理由
- リンガルアーチを用いて、子供の受け口を効果的に治す
- 矯正装置の後に、抜歯を行ったほうがいい◌◌の理由
- カレーだけじゃない 歯列矯正中の装置を汚く着色する食べ物はこれだ
- 矯正の抜歯が痛くない3つの理由
- 口ゴボの歯列矯正をはじめる前に、知っておくべき大前提
- 矯正治療が、たった半年で完了する理由とは
- 矯正用インプラント 外したときにできる穴は、大丈夫?
- 矯正治療中のゴムかけをサボらず、継続できた先輩たちの工夫とは・・・
マウスピース矯正が人気の治療法である理由
歯の表面にブラケットを貼りつけたり、複雑に曲げたワイヤーで歯列矯正したりする時代はもはや終わった・・・そのように感じるのは、私だけでしょうか? アメリカでは歯列矯正をはじめる方の10人のうち7人が、マウスピース矯正で治療することを選択する時代にすでに突入しています。 もはや、歯を動かすためにブラケットを貼りつけたり、ワイヤーを調整したりする治療法が稀になっているのです。 このような状況になった背景には、マウスピース矯正を選択する方が、圧倒的にメリットが多いという事実があるからです。 そのため、ここではマウスピース矯正におけるメリットと、デメリットについて詳しく説明していま ...
上顎前突症の外科矯正|SSROまさかの失敗の理由とは
「SSRO(エス・エス・アール・オー)」とは、上顎前突症(=出っ歯)治療でもちいる外科手術のことです。 このSSRO治療については、ネット上の口コミをみると、治療後のトラブルについて多くの書き込みを見つけることができます。 たしかに、SSROにはデメリットがあります。しかし、口コミに書かれたトラブルの多くは、SSROのデメリットについて知識がない歯科医院で治療をおこなったり、しっかりとした対策をとらない歯科医院で治療をうけたりしたことに原因があります。 そのため、ここではSSROについて説明するだけでなく、そのデメリットについても詳しく説明しています。 これを読むことによ ...
口ゴボの治療|非抜歯で治す口ゴボのタイプは?
「突出した口ゴボを治すためには、抜歯が必ずいる」 そう勝手に決めつけておたり、その抜歯が嫌で矯正相談に行くことをためらったりしている方が多くいます。もしかすると、あなたもその中の一人なのではないでしょうか? 実は、口ゴボはその原因によって、「上顎前突症由来の口ゴボ」と「上下顎前突症由来の口ゴボ」に分類することができます。そのため、「抜歯なしでは治療できない口ゴボ」と「抜歯なしでも治療可能な口ゴボ」とに分けることができるのです。 そのため、ここでは、2種類の口ゴボそれぞれについて詳しく説明していきます。 これを読むことによって、自分の口ゴボがどのタイプの口ゴボなのか、そして ...
口ゴボの歯列矯正|口ゴボは「手術なし」でも治療できる?
口ゴボは、日本人に比較的多く見られます。そのため、口ゴボにコンプレックスを感じている方や、口ゴボの口元をキレイに治したいと希望している方はきっと多いはず。 ただし、そんな口ゴボに悩んでいる方の中には、「口ゴボを治すためには、外科手術が必ずいる」と思い込んでしまっている方が多いようです。 そのため、口ゴボを改善することを諦めてしまった方や、美容整形に行って高額の整形手術を受けた方がいるようです。確かに、口ゴボの横顔を治すためには、外科手術が必要になる方もいます。 しかし、外科手術が実際に必要になるのは、重度の口ゴボのケースだけです。口ゴボのほとんどは、歯列矯正だけでキレイな口元に ...
上顎前突症を自力で治す手段と、自力で治す際の注意点について
「前歯が出ている」「前歯を引っ込めたい」という希望があっても、歯列矯正の費用は高価です。 そのため、「お金をかけずに、何とか治したい」「自力で、治すことはできないだろうか」と、自力矯正(じりききょうせい)を考える方が少なくありません。 実際、小学校低学年までの上顎前突(じょうがくぜんとつ)症については、自力で改善することが期待できます。しかし、それ以外については、自力矯正など考えたりせず、迷わず矯正歯科に治療相談に行くべきです。 なぜなら、むやみに自力矯正に手をだすと、後悔する結果になる可能性が高いからです。実際の歯列矯正より、むしろ自力矯正の代償の方が高く付くというケースも考 ...
上顎前突症における外科手術と、外科手術後の横顔の変化
上顎前突症は、口元の印象を悪くする原因になります。 もし、あなたの上顎前突症が極端で、歯列矯正だけで噛み合わせの問題や、口元の様子を改善できない場合、外科手術による解決方法を考慮する必要があります。 その時、「手術したら、横顔はどのくらい変化するのだろう?」、「自分の問題を解決するためには、どの手術が必要なのだろう?」など、いろんな疑問が湧くはず。 そのため、ここでは、上顎前突の手術法と、それによる横顔の変化について説明します。これを読むことによって、どのタイプの手術法が必要なのか理解できるようになるはずです。 あなたの横顔をキレイに見せるための条件 E-ライン E-ライ ...
外科手術による上顎前突症の治し方
上顎前突症(または、出っ歯)の外科手術は、1つではありません。上あごを引っ込めるもの、下あごを出すもの、下あごの先端だけを整えるものがあります。 なぜ、このように複数の外科手術法があるのでしょうか? なぜなら、上顎前突症の原因が異なっているからです。そのため、それぞれの原因によって、手術法を使い分ける必要があるのです。 このように複数の手術方法が存在すると、情報が錯綜したり、頭が混乱してしまったりしている方も多いのではないでしょうか? そのため、ここでは、上顎前突症における外科手術法について詳しく説明します。これを読むことによって、上顎前突症における外科手術の違いについて ...
この上顎前突、外科手術ですか? 保険がきく矯正になりますか?
このブログ記事を読んでいるということは、上顎前突(じょうがくぜんとつ)の悩みを現在抱えていたり、口元に強いコンプレックスをもっていたりするからではあませんか? そして、上顎前突症の治療法について、詳しく調べている最中なのではありませんか? 上顎前突症の治療について調べると、外科手術を併用する方法に行き着くはずです。そして、「私の上顎前突治療には、外科手術が必要そう」と心配したり、もしくは、「外科手術して、大変身したい」と考えたりしているのではないでしょうか? 確かに、一部の上顎前突症は、外科手術を併用する方法で治すことがあります。そして、それにより歯並びだけでなく、口元の印象を劇的に ...
下顎前突の治療|受け口を抜歯なしで歯列矯正する際の注意点
かがく 受け口の噛み合わせ異常も、「非抜歯矯正(ひばっしきょうせい)」で治すことが可能です。 非抜歯矯正とは、歯を抜かずにおこなう歯列矯正のことです。ただし、受け口の非抜歯矯正についてインターネットで調べてみると、「受け口が改善しない・・・」「噛み合わせが悪くなった・・・」など、矯正治療で失敗した方の書き込みをたくさん見つけることができます。 そのような書き込みを見て、「抜歯なしで受け口治療することは、良くないのではないか・・・」「受け口治療には、抜歯が必要なのではないか・・・」と不安に感じている方も多いのではないでしょうか? そこで、非抜歯治療で失敗した方の事例を、 ...
八重歯の部分矯正|失敗の理由はここにあった
自分の歯並びについて、「この部分だけが、気になっている」もしくは、「この部分だけを、治したい」と考えている人は多いのではないでしょうか? たとえば、八重歯(やえば)です。実際、八重歯の部分矯正を希望して、矯正相談にくる患者さんは非常に多いです。 ただし、実際に、八重歯を部分矯正で治療するというケースは、あまり多くありません。なぜなら、部分矯正で治療できる八重歯は、軽度の八重歯に限られるからです。 そのため、ここでは、八重歯の部分矯正において、知っておくべき知識について説明しています。これを読むことで、部分矯正による八重歯治療が自分にとって、ほんとうに相応しい治療か判断できるよう ...
八重歯の歯列矯正|抜歯矯正と非抜歯矯正の違いとは
八重歯の治療法には、「歯を抜いておこなう矯正治療(=抜歯矯正)」と「抜歯なしでおこなう矯正治療(=非抜歯矯正)」があります。 そのため、「どちらの治療法が、良い治療なのだろうか?」「どちらの治療法が、安全なのだろうか?」と、困惑してしまっている方が少なくありません。 そのため、ここでは、八重歯治療における抜歯矯正と非抜歯矯正についての比較を行います。 これを読むことによって、八重歯治療について理解できるだけでなく、安心して治療が受けられるようになるでしょう。 抜歯 or ...
八重歯の抜歯|犬歯を抜くと必ず後悔する理由
八重歯を、本当に抜くつもりですか? 八重歯なんて、抜くだけで簡単に解決できる・・・・・・そう考えているなら、このあと絶対に後悔します。 なぜなら、八重歯を抜いた人の中には、「犬歯を抜いてしまったこと」を後悔する人が少なくないからです。 そのため、ここでは、八重歯を抜いた際のデメリットだけでなく、絶対に八重歯を抜いてはいけないケースについても説明します。 とくに、「八重歯を抜歯しよう」と考えている方は、もう1度よく読んだうえで正しく判断するようにしてください。 犬歯の抜歯をしてはいけない理由 笑顔の魅力が半減する 犬歯は、あなたの魅力にとって重要な歯です。なぜなら、ふ ...
あなたの出っ歯は、セラミッククラウン治療で本当に治せる?
「芸能人みたいに、パパッと出っ歯を治したい・・・しかも、キレイに!」という方には、もはや、セラミッククラウンを用いた治療法しかありません。 なぜなら、芸能人やモデルさんが、いつの間にか歯並びをキレイに治している方法、それが「セラミッククラウン治療」だからです。 多くの芸能人やモデルさんが、矯正装置やワイヤーをつけずに、そして短い期間で歯並びを改善できた理由は、セラミッククラウンを用いて出っ歯の治療を行ったからだったのです。 ここでは、セラミッククラウンなどの差し歯を用いて行う「セラミッククラウンで治療」について説明します。これを読んで、「自分の出っ歯が、セラミッククラウンで治療 ...
あなたの口ゴボはどのタイプ?|自らの口元をチェックする簡単な方法
横顔が整っている人をみて、ハッと息をのんでしまったり、嫉妬(しっと)してしまったりすることありますよね。横顔がキレイな人をみると、本当にうらやましく思います。 口ゴボの口元に引け目を感じている方の中には、「自分も、キレイな横顔になりたい」と感じている方は多いのではないでしょうか? 口ゴボの口元は、歯列矯正で改善することが可能です。ただし、口ゴボ治療を行う前に、自分がどのタイプの口ゴボであるかを正確に知ることは非常に大切です。 なぜなら、どのタイプの口ゴボかによって、「必要になる治療法」「選択できる治療法」が違ってくるからです。 矯正相談にくる方の中には、「見当違いの治療法 ...
歯を抜いて矯正治療を行っても大丈夫?
矯正治療を考えている人にとって、「治療中の痛み」の次に心配になるのが、「抜歯」についてです。 「自分の矯正治療では、歯を抜く必要があるのだろうか?」、もしくは「歯を抜くことで、将来支障がでる危険性はないのだろうか?」と心配になるのが当然なのです。 たしかに、書籍やインターネットでは、抜歯して矯正治療をした際のトラブルや、ネガティブな情報について記載してあるものを多く見つけることができます。しかし、本当に、抜歯する矯正治療は悪い治療なのでしょうか? わたしは、歯を抜く矯正が悪い治療法だとは決して思いません。むしろ、ケースによっては積極的に採用すべき治療法であると考えています。 ...
受け口治療を早期に開始してはいけない理由
矯正治療の中には、治療を開始する時期が早すぎたことが仇(あだ)となって、治療中に治療方針が大きく変更になったり、キレイに整えたはずの歯並びや噛み合わせが大きく崩れたりするものがあります。 たとえば、「受け口の治療」です。なぜなら、受け口のタイプは、第二次性徴の影響を強く受けやすい噛み合わせだからです。 ここでは、受け口の治療を焦(あせ)って始めてはいけない理由について説明します。 第二次性徴期の受け口の悪化 第二次性徴の時期には、身長が大きくなったり、体重が増えたりして、身体が大きく変化する時期です。そして、身体が成長するのと同時に、アゴ骨も急激に大きくなる時期でもあります。 ...
あなたの口元を劇的に改善する「オトガイ形成手術」
ご自身の口元の様子に、何らかのコンプレックスをもっている方は少なくないと思います。 実際、矯正相談にくる患者さんの話を聞くと、口元の改善を目的に矯正治療を考えている方が少なくないのです。 確かに、矯正治療を行うことで、前歯の歯並びや噛み合わせを整えることで、口元の様子を改善することができます。 しかし、残念ならがすべてのケースで可能というわけではありません。矯正治療単独では、改善できないケースが存在するのです。 たとえば、アゴ先の形態が、しっかりしていないケースです。アゴ先の形がはっきりしていないケースでは、矯正治療以外の対応が必要になるのです。 ここでは、アゴ先の ...
矯正治療中の痛みが少なく、治療期間も短い矯正装置「セルフライゲーションブラケット」
歯の矯正治療はしたいけど、痛いもしくは、治療期間が長いといったイメージを持っている方も少なくないと思います。 痛くなく、そして早く終わりたいと思うのは誰しも同じです。ところが、そのような願いを叶える画期的な矯正装置がすでに存在しているのです。 ここでは、そんな画期的な矯正装置であるセルフライゲーションブラケットと、その特徴について説明します。 従来型のブラケット 一般的によく知られている矯正治療では、歯の表面にブラケット(または、矯正器具)を貼りつけて治療を行います。 そして、そのブラケットにワイヤーから力を加えることで、歯を整列したり、噛み合わせを整えたりするのです。 ...
目立たず矯正したい方にオススメの「ハーフリンガル矯正」
近年、大人になって矯正相談を訪れる方が増加しています。そして、そのほとんどが、できるだけ目立ちにくい方法で治療したいと強く希望しているようです。 目立たず矯正する方法の1つとして、「ハーフリンガル矯正」が挙げられます。 このハーフリンガル矯正は、歯の裏側にブラケット(または、矯正器具)やワイヤーをつけて行う「リンガル矯正」または「舌側矯正」とどう異なるのでしょうか? ここでは、社会人の方、中でも特に女性にオススメの「ハーフリンガル矯正」について説明します。 「ハーフリンガル矯正」とは 上アゴをリンガル矯正で、下アゴを通常の表からの矯正で行う治療法を、「ハーフリンガル矯正」ま ...
歯を抜歯するタイミングが、矯正治療において重要になるケース
矯正治療を行う際、一部のケースではどうしても抜歯が必要になるということは、すでに多くの方が御存知のことと思います。 さらに、そのまた一部のケースでは、抜歯を行うタイミングが重要になるケースが存在するのです。 つまり、ブラケットなどの矯正装置を歯に付ける前に抜歯を行わないと、歯並びや噛み合わせの状況を悪化する恐れがあるケースです。 そのため、このように矯正装置を付ける前に抜歯を済ませておくべきケースを、見逃さないようにしっかり診断することが大切なのです。 ここでは、矯正装置を付けるより先に抜歯を行ったほうが良いケースと、その理由について説明します。 先に抜歯を行うべきケー ...
4本の歯を抜歯して、矯正治療を行う必要があるタイプ
みなさんは、「何本の歯でかんでいるか」御存知でしょうか? わたしたちは、通常28本(ただし、親知らずを除く)、つまり上下それぞれ14本づつの歯で噛んでいます。 しかし、矯正治療を行う際には、その歯の本数を減らして治療を行う必要があるケースがあります。 たとえば、アゴ骨の中に全部の歯を並びきれないケース、もしくは無理に並べようとすると支障が生じることが心配されるケースです。 最も抜歯本数が多いケースでは、なんと4本の歯を抜いて矯正治療する場合があるのです。それを聞いて、驚いた方もいらっしゃるのではないでしょうか? ここでは、4本の歯を抜いて矯正治療を行うケースと、その ...
上アゴの歯を2本抜いて、26本の永久歯でつくる噛み合わせ
矯正治療を行う際に、歯を抜いて行う矯正があることは、みなさん御存知のことと思います。 人によって、2本の抜歯が必要なケース、4本の抜歯が必要なケースと抜く歯の本数もさまざまです。 特に、上アゴの歯だけを抜いて矯正治療を行う場合、最終的にキチンとした噛み合わせに仕上がるのか心配になります。 ここでは、上アゴの歯だけを2本抜歯して行う矯正と、その際の噛み合わせについて説明します。 歯の本数 最近では、ヒトのアゴ骨が小さくなっていることもあり、親知らずがまっすぐ生えているケースを、見かけることは非常にまれです。 そのため、親知らずを除くと、わたし達は通常28本の歯で噛んでい ...
下顎前突の外科矯正|受け口手術で失敗、その理由とは
受け口治療について調べてみると、外科矯正(げかきょうせい)による失敗事例が多いことがわかります。 実際にインターネットで検索してみると、「呼吸が苦しくなった・・・」「食べにくくなった・・・」「しゃべりにくくなった・・・」など、外科矯正したことを後悔する内容の書き込みを見つけることができます。 すでに書き込みをみた方の中には、外科矯正に対して不安を感じた人も多いのではないでしょうか? 「これから外科矯正をうける方には、同様の後悔をほしくない」と考え、この記事を用意しました。 ここでは、受け口を外科矯正で治療した際の失敗事例と、その原因について説明しています。これを読むことによって ...
「前歯の反射」が、あなたの噛むリズムと噛む力をコントロールする
前歯の噛み合わせには、重要な役割があります。 矯正治療を行う際には、前歯の機能についても十分に考慮したうえで、適切に噛み合わせを整える必要があります。 なぜなら、前歯の役割を無視して矯正治療を行うと、奥歯に重大なダメージを与えることになるからです。 ここでは、適切な前歯の噛み合わせと、前歯の反射の重要性について説明します。 前歯の反射とは 前歯の噛み合わせの重要な役割として、「前歯の反射」が挙げられます。 反射については、みなさん既に御存知と思いますが、熱いものに触れた際に、思わず手を引っ込めたりするような無意識に起こる反応のことです。 口の中でも、食事中に小さ ...
奥歯の崩壊を守るための「前歯のガイド」
矯正治療で前歯を並べる際には、見た目の問題だけでなく、前歯の機能についても十分考慮する必要があります。 なぜなら、前歯の並びや噛み合わせには、奥歯を健康に維持するための重要な役割があるからです。 そして、その前歯の役割が十分に機能しない場合、奥歯には重大なダメージが発生することが分かっているからです。 ここでは、前歯の噛み合わせの重要性、中でも前歯のガイドの必要性について説明します。 前歯のガイド 前歯の重なりには、単に見た目の問題だけでなく、実は重要な役割があります。中でも、最も重要な役割として挙げられるものの1つが「前歯のガイド」です。 しっかりと噛んだ状 ...
矯正治療を通して、最もつらい3日間
「矯正治療は痛い」と、聞いたことはありませんか? 矯正治療を経験した患者さんに、治療後ではなしを聞くと、「青いゴムが一番痛かった」と口をそろえます。「歯を抜いたこと」と答える患者さんは、ほとんどいません。 この歯を抜くよりも、強烈に印象が残っている「青いゴム」とは、いったい何なのでしょうか? その正体は、「セパレーションゴム」です。 ここでは、セパレーションゴムによる痛みとその対処について説明します。 セパレーションゴムとは 奥歯に矯正装置を装着する際には、バンドと呼ばれる金属の帯環(たいかん)を装着するのが一般的です。なぜなら、食事の際、奥歯には大きなチカラが加わるからで ...
歯列矯正における 口元の下げすぎ には十分に御注意ください
たとえば、出っ歯(または、上顎前突症)や、ごぼ口(または、両顎前突症)のケースで口元が大きく突出しているケースでは、歯を抜歯して前歯を引っ込める矯正で、キレイな口元に仕上がることができます。 最近では、「E-ライン」について、テレビや雑誌でも頻繁に取り上げられていることもあり、自分の口元への関心が高まっています。 しかし、同時に「自分の口元が、突出しているのではないか」「自分の口元は、キレイなEラインになっていない」と、極端に神経質になりすぎている方が増えていることも確かです。 そのため、前歯を引っ込め過ぎていたり、前歯の状態の悪くしたりしているケースを多く見かけるようになった ...
矯正治療で前歯を引っ込めることができる限界
「口元を、引っ込めたい」と希望して、矯正相談にくる女性は少なくありません。 たしかに、「出っ歯(または、上顎前突症)」や「こぼ口(または、上下顎前突症)」のケースでは、矯正治療を行うことによって、口元を大きく改善することができます。 しかし、前歯を矯正で引っ込めたにもかかわらず、「もっと口元を引っ込めたい」「もっと、もっと引っ込めたい」と更に希望する患者さんが少なくありません。 しかし、矯正治療で行える範囲には限界があります。ここでは、前歯を下げることができる限度と、それを超えようとした際に起こるトラブルについて説明します。 矯正で前歯を引っ込める 矯正治療で、前歯の位置を ...
歯並びはきれいだけど、矯正治療が必要な噛み合わせ
わたしたち歯科医が、患者さんに矯正治療をオススメする際の理由として、大きく2種類の理由があります。最初に挙げられるのが、「審美的な理由」です。 たとえば、出っ歯があることで、その人の口元の様子が大きく改善すると思われるケースでは、矯正治療することを積極的に提案するようにしています。 もう1つは、「機能的な理由」です。歯並びや噛み合わせの問題により、通常の機能が邪魔されているもしくは、異常な機能が行われていることが確認されるケースです。 このように正しい機能が行われない状態がつづくと、後に大きなトラブルが発生することが心配されるからです。このような機能的な理由から、矯正治療が必要と判断される ...
下アゴ小臼歯の先天欠損を、「歯の移植」でリカバリーする
永久歯が、生まれつき不足しているケースがあることを御存知でしょうか? 日本小児歯科学会が行った調査によると、およそ10人に1人に割合で、永久歯の数不足(先天欠損または、先天欠如)が発生しています。 中でも、永久歯の先天欠損が最も発生しやすい場所が、下アゴの第二小臼歯です。犬歯のふたつ奥にある歯または、大臼歯の手前にある歯といえばうまく伝わるでしょうか? この下アゴの小臼歯は、噛むチカラが比較的強く加わる歯であり、噛み合わせを維持するうえで非常に重要な歯です。そのため、乳歯がなくなったあとに、そのままの状態で放置することはできません。 このように下アゴの小臼歯に先天欠損がある場合 ...
こどもの頃の外傷が原因となる「矯正治療中のトラブル」
小さい頃に「友達の頭が前歯にぶつかった」とか、「転んで歯を強くうった」という記憶はありませんか? 過去にこのような外傷を受けた歯には、何らかのダメージが残っている心配があります。 このような外傷の経験がある歯に、矯正治療でチカラを加えると、思わぬトラブルが発生することがあるので注意が必要です。 ここでは、小さい頃に受けた外傷が原因でおこる矯正中のトラブルについて説明します。 歯根膜の役割 歯の根は、骨と直接くっついているわけではありません。その間には、「歯根膜(しこんまく)」という層が介在し、歯は骨の中でたくさんのコラーゲン線維(または、靱帯)によってつり上げられ、中に浮いた状態にな ...
こどもの頃に「歯を強くぶつけた」記憶がある方は、ご注意ください!!
こどもの頃に、転んで歯を強くうったり、友達の頭が前歯にぶつかったりした記憶はありませんか? 過去にこのような外傷を受けた歯には、何らかのダメージが残っている心配があります。 そのため、矯正治療で外傷を受けた経験がある歯にチカラを加えると、思わぬトラブルが発生することがあるので注意が必要です。 ここでは、「以前、歯に受けた外傷」が原因でおこる矯正中のトラブルについて説明します。 外傷による歯のダメージ 歯を強く打った際に起きるのが、歯の破折や脱臼などの外傷です。このような強い外傷を受けた歯は、かなりのダメージを受けています。 そして、そのとき受けたダメージが、何らかのカタチで ...
矯正治療中に突然発生する「歯の変色トラブル」
矯正治療で、不適切に大きいチカラをかけて歯を動かすると、強い痛みが発生するだけでなく、その他の深刻なトラブルが発生することが心配されます。 その中の1つに、「歯の変色」があります。矯正治療中の歯に何らかの異常が発生し、歯の神経が「壊死(えし)」してしまうのです。通常、痛みはありませんが、歯が黒ずんだり、根の先端に膿(うみ)が溜まったりすることで発見されます。 ここでは、矯正治療中に突然発生する歯の変色について説明します。 歯を栄養するもの 身体の他の部分と同様に、歯も血管から栄養を受けています。ただし、歯には、他の部分と比較してとても特殊な点があります。 それは、「血管が少 ...
側切歯の欠如による「正中のズレ」を改善する
人類が進化するにつれ、人の口にもさまざまな変化が起こっています。たとえば、アゴ骨が小さくなったり、親知らずが生まれつきなかったりするという変化です。 中には、親知らず以外の歯が通常よりも少ないというお子さんが徐々に増加しています。ここでは、そのような「歯の欠如(または、本数不足)」が起こった際、とくに上アゴの前歯が不足している場合の対応について説明します。 上アゴ側切歯の欠如 上アゴでの歯の本数不足は、側切歯(そくせっし)部分で頻発します。側切歯とは、犬歯の隣にある前歯のことです。 この部分に歯が不足すると、「正中のズレ」の問題が発生します。上アゴの真ん中の位置が左右いずれかに大きく ...
大人になって発生する前歯のデコボコと、大人になってさらに悪化するデコボコ
矯正治療を経験したことがない人が、突然、歯ならびが崩れてきたり、前歯のデコボコが悪くなったりすることを御存知でしょうか? そのため、30歳もしくは40歳を過ぎてから、矯正相談にくる方が少なくありません。 なぜ、このように歯ならびの問題が発生したり、悪化したりすることがあるのでしょうか? それには、いくつかの原因があります。 ここでは、矯正治療を経験したことがない人にも起こりうる「大人になって、突然、歯ならびが悪化する原因」について説明します。 奥歯が倒れる 矯正治療では奥歯をキチンと直立するため、噛むチカラが加わっても、奥歯が動いたり倒れたりすることはありません。 しかし、矯正治療 ...
矯正治療後に矮小歯の形態を整えることで、あなたの印象が大きく変わる
「矮小歯(わいしょうし)」とは、幅が狭い、通常より小さいタイプの歯のことです。 人間が進化する過程で、役割が少なくなった歯が、徐々に退化する結果おこるものと考えられています。 完全に遺伝子に組み込まれたプログラムによるものなので、残念ながら何らかの方法で防ぐことはできません。 ここでは、矮小歯と、矮小歯がある場合の対応法について説明します。 矮小歯が出現しやすい場所 矮小歯が現れやすい部位が、上アゴの前歯です。特に、犬歯の隣にある側切歯(そくせっし)でよく見られます。 この側切歯が、短小だったり、爪楊枝(つまようじ)のように細い棒状になっていたりするケースがあるのです。 矮 ...
矯正治療中に発生する筋肉痛の予防に有効な「温罨法(おんあんぽう)」
矯正治療中には、顎関節(がくかんせつ)の痛みだけでなく、噛む時に働く筋肉に痛みが起こる場合があります。 ...
矯正治療中の筋肉痛を和らげる「クール・アンド・ストレッチ法」
矯正治療中には、顎の関節痛だけでなく、噛む時に働く筋肉に痛みが発生する場合があります。 矯正治療中の発生する頭部の筋肉痛の中には、目の前の物を真っ直ぐに見ることができないほど、強い痛みを感じることがあります。 そのため、矯正治療を開始する前に、強い筋肉痛が治療中に発生した際の対処法について知っておくことが大切です。 ここでは、そのような矯正治療中に起こった筋肉痛を、効果的に和らげることができる「クール・アンド・ストレッチ法」について説明します。 矯正治療中に起こる筋肉の痛み 矯正治療中、特に若い女性では、筋肉痛に悩まされることがあります。矯正治療によって噛み合わせが変化することで、 ...
ゴムメタルワイヤーを用いて、結婚式までにキレイな歯並びにする方法
結婚式の日取りが決まると、次は肌の手入れやダイエットなど最高にキレイになるための準備がはじまります。そうなると、歯並びのことも気になるようになり、矯正相談を訪れる女性は少なくありません。 「結婚式まで間がない」という理由で、矯正治療を断れるケースもあるようです。しかし、いくつかの特殊な治療方法をもってすれば、治療期間をかなり短縮することができます。 ゴムメタルワイヤーを用いる矯正もその1つです。ここでは、通常より短い治療期間で矯正を完了できる「ゴムメタル矯正」について説明します。 ゴムメタル矯正とは ゴムメタル矯正は、弾性にすぐれたゴムメタルという特殊なワイヤーを用いて行う矯正方法の ...
矯正の治療期間を大幅に短縮できる「 マルチループ矯正」
矯正治療は、通常2〜3年の治療期間が必要です。しかし、矯正相談を訪れる人の中には、様々な事情があり、短期間で治療を完了せざるを得ない患者さんもいます。 たとえば、結婚式や留学を間近に控えている方の矯正治療です。このように治療期間が限られている場合の手段として、いくつかの方法が挙げられます。 中でも、ここでは、通常より短い治療期間で矯正を完了できる「マルチループ矯正」について説明します。 マルチループ矯正とは マルチループ矯正は、複数の曲げ(または、ループ)を加えたマルチループワイヤーを用いて行う矯正方法のことです。この特殊なワイヤーを用いることで、約1年という短い治療期間で矯正治療を ...
顎関節の変形を食い止める「マルチループワイヤー」を用いた矯正
すでに顎関節症に悩んでいる方、特に若い女性にはその割合が比較的多いです。そのため、顎関節症の治療を希望して、矯正相談に訪れる方も少なくありません。 顎関節症の治療としては、まずスプリント療法(または、マウスピース治療)や行動療法(顎関節症の原因となった悪習慣や癖などを自覚する)など患者さんに侵襲が少ない治療から始めるべきです。 顎関節症治療のガイドラインにあるように、いきなり矯正治療から始めるべきではないと私も考えています。なぜなら、顎関節の問題はデリケートであり、症状が必ず改善するとは限らないからです。 しかし、症状が進行するタイプの顎関節症については、矯正治療を開始することは非常に有効 ...
重度の二重歯列を改善するための、抜歯ありこだわりの歯列矯正法
「二重歯列(にじゅうしれつ)」は、アゴが狭く歯が並びきれないことが原因で起こっています。そのため、治療を開始する際には、主治医とよく相談して、適切な治療方法を選択することが大切です。 なぜなら、特にデコボコの程度が著しい場合、歯の本数を減らして矯正する必要があるからです。ここでは、二重歯列を抜歯する矯正で治す方法と、その際の注意点について説明します。 二重歯列による影響 見た目の問題 前歯が二重歯列だと、見た目に悪影響をおよぼします。なぜなら、二重歯列の部分が影になってしまうからです。 そのため、二重歯列の部分が、「歯抜け」の格好に見えてしまうのです。 確かに、若い頃の二 ...
前歯の二重歯列も、この方法なら非抜歯でキレイに歯列矯正できる!
「二重整列(にじゅうしれつ)」は、アゴが狭く前歯が並びきれず2列になっている状態です。強いデコボコがあるために、治療には抜歯が必要と思い込んでいる人も多いようです。 しかし、一定の条件を満たせば、歯を抜かない矯正治療で前歯をキレイに並べることが可能です。 ここでは、二重歯列による影響と、非抜歯矯正で治すことができるタイプについて説明します。 二重歯列による影響 見た目の問題 前歯が二重歯列だと、見た目に悪影響をおよぼします。なぜなら、二重歯列の部分が、陰(かげ)になってしまうからです。 そのため、二重歯列の部分が、「歯抜け」の格好に見えてしまうのです。 確かに、若い ...
「フェルール形態」を部分矯正でつくることで、あはたの差し歯が長持ちする理由
差し歯治療を受ける際は、歯根に「フェルール形態」があることが非常に重要です。なぜなら、フェルール形態の有無によって、その歯の寿命が左右されるからです。 そのため、差し歯治療を受ける際は、事前によく主治医と相談して治療開始することが大切です。ここでは、フェルール形態の重要性と、部分矯正を行うことによって獲得する方法について説明します。 これを知ることによって、差し歯とトラブルを防ぐことができるだけではなく、歯を長期的に健康な状態で維持することができるようになります。 フェルール形態 差し歯が長持ちする条件として、歯根部分に健康な歯質が十分に残っていることが重要なポイントになります。特に ...
インプラント治療を良好に行うための部分矯正
「インプラント治療」をするために、矯正治療で両隣にある歯を起こしたり、隙間をつくったりすることが最近では多くなってきています。 なぜなら、インプラントを長期的に良い状態で維持するために、部分矯正を事前に行うことが非常に効果的だからです。ただし、治療開始する前には、主治医と十分に相談する必要があります。 なぜなら、不適切に奥歯を動かすと、様々な副作用もしくは悪影響が発生する心配があるからです。ここでは、インプラント治療前に行うべき部分矯正と、その注意点について説明しています。 奥歯の倒れ込みとは 虫歯や歯周病で失った歯を放置すると、「周囲の歯が動いてしまう」というトラブルが起こります。 ...
キレイなブリッジを入れるために行う部分矯正
最近では、ブリッジなど差し歯(あるいは、冠)の治療を行う際、事前に部分矯正で歯の位置を整えて、それからブリッジを入れるケースが少なくありません。 なぜなら、その方が審美的にも、機能的にも優れた差し歯にすることができるからです。そして、そのようにすることで、歯を健康な状態で長期的に維持することもできるようになるからです。 このように、差し歯の前に部分矯正をすることで、たくさんのメリットを得ることができます。ここでは、ブリッジを行う前に部分矯正を行うメリットと、その方法について説明します。 ブリッジを入れる前に、部分矯正を行うメリット 審美性の向上 事前に部分矯正をすることで、キレ ...
部分矯正で治す「前歯のすきっ歯」
「前歯の隙間(あるいは、スキッ歯)」を閉じると、見た目の印象が変わりイメージアップすることができます。 また、前歯の隙間は、部分矯正によって、簡単に治療できるため非常にオススメです。 しかし、部分矯正を受ける際には、主治医と十分に相談したうえで開始する必要があります。なぜなら、中には前歯だけの部分矯正で治療してはいけないタイプのスキッ歯があるからです。 そのため、部分矯正を受けるにあたっては、部分矯正が可能かだけではなく、矯正装置をつける範囲についても慎重に判断する必要があるのです。 ここでは、前歯のすき間を部分矯正で閉じる方法について説明します。 前歯の部分矯正とは ...
部分矯正で治すことができるタイプの「前歯のデコボコ」とは
前歯のデコボコは、部分矯正という方法でキレイに治すことができます。部分矯正は、装置をつける範囲も狭く、治療期間も短いために、患者さんに喜ばれる治療法です。 しかし、前歯のデコボコを治療するにあたって、「部分矯正で治療することができるかどうか」を慎重に判断することが大切です。なぜなら、部分矯正が相応しくない患者さんにこの方法を用いると、前歯の状態を大きく悪くしてしまう可能性があるからです。 ここでは、部分矯正で治すことができる前歯のデコボコ(または、乱杭歯)のタイプと、その治療法について説明します。 部分矯正とは 部分矯正とは、全部の歯にではなく、前歯のデコボコ部分のみに矯正器具(ブラ ...
外科的矯正治療をはじめる前に、確認しておくべき「厳しいルール」
通常、矯正治療は自費診療で行われます。しかし、特定の病名がつく歯並びや噛み合わせの改善については、健康保険をつかって治療することができます。 その中の1つに、顎変形症における外科矯正治療があります。この制度は、顎変形症の状態に悩んでいる患者さんにとっては、非常に有り難い制度です。 しかし、外科矯正治療を開始する前に、必ず確認しておくべきことがあります。それは、「治療中断の際のルール」です。これは、他の病気やケガの治療では聞いたことがないルールです。 ここでは、外科矯正治療をはじめる前に、確認しておくべき健康保険のルールについて説明します。 健康保険がきく矯正治療について 一 ...
外科的矯正治療で治す「開咬症」
口を閉じた際に前歯が上下に噛み合わない状態のことを、「開咬症(かいこうしょ)」といいます。開咬症の治療は、矯正治療の中でもっとも難しいと言われています。 中でも、下アゴの形態に異常があるタイプの開咬症は、通常の矯正治療で改善することはできません。適切に診断し、下アゴの形態に異常があるタイプと判断される場合は、外科矯正治療を選択することが大切です。 ここでは、下アゴの形態に問題があるタイプの開咬症と、その効果的な治療法である「外科矯正治療」について説明します。 下アゴの形態に異常がある開咬症とは 「下アゴの形態に異常があるタイプの開咬症(または、オープンバイト)」とは、下顎枝(かが ...
開咬症を効果的に治す「マルチループワイヤー」
「開咬症(かいこうしょう)」は、上下の歯を噛み合わせた際、奥歯だけがあたって前歯が上下に接触しない噛み合わせのことです。 開咬症の治療は、矯正治療の中でも最も難しい治療とされています。しかし、マルチループワイヤーと、顎間ゴムを用いることによって効果的に開咬症を改善することができます。 ここでは、そのマルチループワイヤーを用いた開咬症治療について説明します。 開咬症の原因 開咬症(あるいは、オープンバイト)の1番の原因として、骨格が華奢(きゃしゃ)であることが挙げられます。そのため、小さなアゴ骨に全部の歯が並びきれず、奥歯が前傾してしまうのです。 奥歯が大きく倒れると、前歯は跳ね上が ...
奥歯を沈下させることによって行う「開咬症治療」
上下の歯を噛み合わせた際、奥歯は噛み合っているのに、前歯が上下に接触できない状態の噛み合わせのことを「開咬症(かいこうしょう)」といいます。 開咬症の状態を放置すると、奥歯を壊しやすかったり、顎関節の変形を招いてしまったりと非常に厄介です。そのため、開咬症のある人は、早めに矯正治療を開始することが大切です。 しかし、開咬症の治療は、矯正治療の中でももっとも難しい治療の1つです。そのため、それぞれの患者さんに合った治療法を選択するだけでなく、矯正医の技術も非常に重要になります。 開咬症の治療には、複数の治療方法が存在しますが、ここでは矯正用ミニインプラントを用いた開咬症の治療につ ...
小臼歯を抜歯して行う「開咬症治療」
開咬症(かいこうしょう)は、左右の奥歯を噛み合わせた際に、前歯が垂直方法に離れて噛み合わない状態です。 前歯が上下に大きく離れている状態は、開咬症という不正咬合の状態です。開咬は不正咬合の中でも、矯正治療が最も厄介なものの1つです。なぜなら、治療が難しいだけではなく、治療した状態を維持することも非常に難しいからです。 開咬症の治療には、いくつかの方法があります。ここでは、その中の1つである「歯を抜歯して開咬症を改善する方法」について説明します。 開咬症の影響 開咬症(または、オープンバイト)の人は、さまざまな悪影響があることが分かっています。複数の歯を早期に失ったり、顎関節や筋肉 ...
「開咬の再発」には、ご注意ください
矯正治療を開始する前に、「治療後の後戻り」について十分に理解しておく必要があります。なぜなら、矯正治療で整えた歯並びや噛み合わせは、そのままの状態で生涯維持されるわけではないからです。 もちろん、矯正後には、さまざまな手段を用いて、後戻りを最小限におさえることが可能です。しかし、歯を支える骨の作り変わりは生涯にわたって行われるため、歯並びや噛み合わせの状態も変化しつづけるのです。 ここでは、矯正治療後に起こる後戻り、中でも「開咬症(かいこうしょう)の再発」について説明します。開咬症は、左右の奥歯を噛み合わせた際に、前歯が垂直方法に離れて噛み合わない状態です。 実は、この開咬症は後戻りが起こ ...
「出っ歯の再発」には、ご注意ください
矯正治療を開始する前に、「治療後の後戻り」について十分に理解しておく必要があります。なぜなら、矯正治療で整えた歯並びや噛み合わせは、そのままの状態で生涯維持されるわけではないからです。 もちろん、矯正後には、さまざまな手段を用いて、後戻りを最小限におさえることが可能です。しかし、歯を支える骨の作り変わりは生涯にわたって行われるため、歯並びや噛み合わせの状態も変化しつづけるのです。 ここでは、矯正治療後に起こる後戻り、中でも「出っ歯の再発」について説明します。実は、出っ歯は後戻りが起こりやすいものの1つです。 そのため、出っ歯の治療を考えている方は、治療方法についてだけではなく、 ...
「前歯のデコボコ」の再発にはご注意下さい
矯正治療を開始する際には、「治療後の後戻り」について十分に理解しておくことが重要です。なぜなら、矯正治療で整えた歯並びや噛み合わせは変化し続けるからです。 もちろん、矯正後にはさまざまな手段を用いて、後戻りを最小限におさえることができます。しかし、歯を支える骨は生涯にわたって作り変わるため、歯並びや噛み合わせの状態も変化しつづけるのです。 ここでは、矯正治療後に起こる後戻り現象について、中でも「前歯のデコボコの再発」について説明します。実は、歯のデコボコは後戻りが最も起こりやすいものの1つです。 そのため、歯のデコボコの治療を考えている方は、治療方法についてだけではなく、治療後 ...
口ゴボを解消して、いっしょに「口元美人」めざしませんか?
世の中には、「自分が、ごぼ口であること」「自分の口元が、キレイでないこと」に悩んでいる人が多くいます。 しかし、残念なことに、そのほとんどが「口ゴボの横顔は、歯列矯正で改善できる」という事実を知りません。 そのため、悩みを抱えたまま引きこもってしまったり、美容整形に助けを求めてしまったりするケースも少なくありません。 歯列矯正は、単に、歯並びや噛み合わせの問題だけを治す手段ではありません。口元の印象を良くすることを目的として行うこともあるのです。 ここでは、口ゴボの歯列矯正による改善方法について説明します。これを読むことで、あなたのコッンプレックスを解消する手段がきっと見 ...
出っ歯を歯列矯正で治す際、抜歯が必要になるタイプとは
出っ歯を治す矯正治療には、大きく2つがあります。それは、「抜歯する歯列矯正」と「抜歯しない歯列矯正」です。 どちらの治療方法が良いのかについては、精密検査を行って見なければわかりません。 なぜなら、「出っ歯の程度」「口元の様子」「骨格のタイプ」、または「患者さんの要望」によって、最適な治療が変わるからです。 その中でも、ここでは、抜歯して行う出っ歯の歯列矯正について説明しています。これを読むことで、自分の出っ歯治療には、抜歯が必要かどうか確認することができるはずです。 抜歯が必要になる出っ歯とは 口元が突出しているタイプ 「前歯が、正常より前方にある」、もしくは「前歯が、 ...
ワスモンド手術で、重度の上顎前突症を短期間で改善
「ワスモンド法」は、外科矯正でもちいる外科手術法の1つです。 外科手術の中でも、重度の上顎前突症治療(=出っ歯治療)における有効な治療法といえます。 「重度の上顎前突を治療する。しかも、外科手術で・・・・・」と聞くと、人はだれしも恐くなったり、心配になったりするのではないでしょうか? そのため、ここでは、ワスモンド法について詳しく説明するだけでなく、実際に上顎前突治療をおこなった事例についても紹介しています。 これを読むことによって、ワスモンド法について十分に理解できるようになるでしょう。 そして、ワスモンド法が必要になった方においても、きっと安 ...
お子さんの舌小帯を修正する「絶好のタイミング」
お子さんの舌小帯(舌の裏側にあるヒダ)に形態異常がある場合、できるだけ早く治療することが重要です。 なぜなら、放置すると、歯並びや噛み合わせに影響するだけではなく、口の機能にも悪影響を及ぼす心配があるからです。 しかし、舌小帯の形態修正は、お子さんにとって負担が大きく大変な処置です。そのため、舌小帯の形態修正を行うタイミングについては、十分に考慮する必要があります。 ここでは、お子さんの舌小帯の形態異常について、その治療を行うべきタイミングについて説明します。 舌小帯の形態異常とは 舌の裏側にあるヒダのことを、「舌小帯(ぜつしょうたい)」と呼びます。 この舌小帯が短か ...
不適切に入れると怖い「矯正用ミニインプラント」
矯正治療をスムーズに完了するために、矯正用のミニインプラント(またはインプラントアンカー)を用いる場合があります。「ミニインプラントを骨に入れる」と聞くと、ひどく心配する方も多いようです。 ただし、矯正用ミニインプラントは適切に用いれば、簡単で非常に安全な処置ということができます。ただし、ミニインプラントを行う際、当然リスクもあります。その中でも、比較的大きなトラブルになりうるのが「ミニインプラントと歯の根との接触」です。 ここでは、矯正用みにインプラントを用いる際の、歯の根にインプラントが接触するトラブルについて説明します。 ミニインプラントとは ...
進行した歯周病をもつ患者さんの矯正治療
矯正治療は、子どもや若い方だけに必要な治療ではありません。最近では、矯正治療を受ける50歳代の患者さんや、60歳代の患者さんが徐々に増加しています。 なぜ、このように高齢になって、矯正治療が必要になる患者さんがいるのでしょうか? そこには、「歯周病(ししゅうびょう)」が大きく関係しています。歯周病が進行すると、歯並びや噛み合わせが悪くなることがあるのです。 歯周病によって大きく変化した歯並びや噛み合わせを放置すると、口臭がしたり、歯ぐきが腫れたりするだけではありません。 歯周病をそのまま放置すると、やがて噛み合わせることのできる場所がなくなり、最終的には複数の歯を失ってしまうこ ...
ミニインプラント 何回もやり直しで大丈夫?
以前の矯正治療では、患者さんは矯正用の帽子(ヘッドギア)をかぶる必要がありました。例えば、奥歯を後ろに移動させたり、奥歯が前方にずれてくることを防止したりする必要があるケースです。 しかし、ほとんどの患者さんは、この矯正用の帽子を使用できませんでした。なぜなら、この帽子が非常に目立ってしまう装置だったことと、昼間もかぶる必要があったからです。 このような問題を解決する手段として、現在では矯正用の「ミニインプラント」があります。このミニインプラントを用いることができるようになったお陰で、口の中だけで矯正治療を完了することができるようになったのです。 ただし、どのような治療にも欠点 ...
損する「クチャラー」
食事の際に、「クチャクチャ」「ペチャペチャ」音をたてて食べる人がいます。このように、音をたてながら食事する人のことを、周囲では「クチャラー」と呼びます。 クチャラーは、食事中のクチャクチャと音で、周囲の人を不愉快にします。仲間同士集まって、「ワイワイ」「ガヤガヤ」と騒がしく食事する場合は目立たないかもしれません。 しかし、披露宴やお見合いの席、もしくはデートの際の食事では非常に危険です。なぜなら、クチャラーが食中にたてる音は、非常に耳障(みみざわ)りな音だからです。そのため、クチャラーの発する音が気になりだすと、料理や食事中の会話にまったく集中できなくなってしまうのです。 ただ ...
食事中に見る「クチャラー」の残念な特徴
みんなで、楽しい食事の時間を過ごすためには、一定の食事マナーがあることが大切です。 なぜなら、「お箸の持ち方がおかしい」、または「食べ散らかしが多い」など食事マナーが悪い人が一緒にいるだけで、その場の雰囲気を台無しにしてしまう可能性があるからです。 このことは、クチャラーについても同様のことが言えます。なぜなら、クチャラーと一緒に食事をした人の多くが、「料理がマズく感じた」「食事にまったく集中できなかった」という感想をもっているからです。 ここでは、クチャラーが食事の際、周囲の人に敬遠される理由について説明します。 クチャラーの原因 クチャラーの原因には、いくつかのことが考 ...
外科的矯正治療後に、もう1度手術が必要となる理由
外科矯正治療は、矯正治療と同時に全身麻酔で行う外科手術を併用する治療法です。 この外科矯正治療では、顎の外科手術の時以外にも、さらに数日間の入院が矯正治療終了後に必要になるかもしれません。 ここでは、外科矯正治療後に行う「プレート除去」について説明します。 プレート除去とは 外科矯正治療では、顎の手術のときに、切断したあごの骨を金属製のプレートやボルトで固定します。 例えば、腕を骨折した人が、「折れた骨を、ボルトで固定している」と言うことがあります。外科矯正治療でも、腕の骨折の時と同じように、金属製のプレートやボルトで、切り離したあごの骨を固定するのです ...
外科的矯正治療が受けられる特殊な医療機関とは
あご骨の形態や位置に大きな異常がある場合、「外科矯正治療」が必要になります。外科矯正治療は、通常の矯正治療だけではなく、全身麻酔による外科手術を同時に行う矯正治療の方法です。 この外科矯正治療では、外科手術だけでなく、矯正治療も健康保険を使って治療を受けることができます。 ただし、全ての歯科医院で外科矯正治療が受けられるわけではありません。外科矯正治療を受けることができるのは、「認定を受けた医療機関」に限られているからです。 ここでは、外科矯正治療を受けることができる医療機関について説明していきます。 「外科矯正治療」が受けられる医療機関 外科矯正治 ...
外科手術なしで上顎前突を治す 特殊な歯列矯正法とは
「出っ歯は治したい・・・・」 「でも、手術はしたくない・・・・」 そう考えている方にとって、ピッタリの治療法があります。それは、「マルチループ矯正」という方法です。 このマルチループ矯正を用いれば、重症の上顎前突症(または、出っ歯)を外科手術なしで改善することができます。しかも、上顎前突症の根本的な原因にアプローチする治療ができるため、上顎前突の改善にはオススメの治療法なのです。 ここでは、そんな特殊なマルチループ矯正について説明します。 これを読むことで、マルチループ矯正について詳しく知ることができるだけでなく、自分にとってマルチループ矯正がふさわしい治療か判断で ...
重症と軽症ではまったく違う 非抜歯矯正による 出っ歯の治療法
出っ歯(または、上顎前突)の治療では、上あごの歯を抜いて行う矯正治療が一般的です。しかし、健康な歯を抜くことに対しては、誰しも多少の不安があるものです。 中には、どうしても歯を抜くことを決断できず、矯正治療はじめることができない人も実際にいるようです。 そんな出っ歯の治療も、現在では、ミニインプラントの登場によって、歯を抜かずに改善することが可能になりました。 また、重症タイプの出っ歯についても、GMDなどの特殊な矯正装置を使うことで、非抜歯矯正でも治療可能な範囲が大きくなったと言えます。 そのため、ここでは、重症タイプの出っ歯を、非抜歯矯正で治す方法について詳しく説明し ...
金属アレルギーがあっても安心して受けられる矯正治療
あなたの周囲に、金属アレルギーの方はいらっしゃいませんか? 腕時計をはめられない人、ピアスやネックレスがまったくダメな人が、私の周囲にはたくさんいらっしゃいます。私個人としては、以前よりも金属アレルギーをもつ人が増えてきているようにも感じます。 金属アレルギーを引き起こす金属として、ニッケルとクロムが挙げられます。矯正装置の中にも、ニッケルやクロムなどのアレルギーの原因となる金属を含んでいるものがたくさんあります。 そのため矯正装置を付けた途端、金属アレルギーの症状が出た方もいらっしゃるのです。具体的な例としては、手のひらの皮膚があれたり、身体に発疹ができたりした患者さんがいます。ま ...
あなたのデコボコを、無理矢理ならべるリスク
歯のデコボコは、アゴ骨が小さく、歯がならびきれていないことが原因です。 最近では、日本人のアゴも、徐々に小さくなってきている傾向があります。そのため、歯のデコボコを持ったヒトの数が増加し、デコボコの程度も強くなる傾向にあるのです。 歯のデコボコは、矯正治療でキレイにすることができます。デコボコが軽度であれば、歯を抜かずに並べることができるかもしれません。 しかし、デコボコの状態が比較的強く、そのデコボコを無理に並べようとすると、深刻な問題が発生する危険性があります。 ここでは、歯のデコボコを無理に並べると発生するトラブルについて説明します。 歯並びへの悪影響 前歯の傾 ...
手術が不可欠 歯列矯正単独では治せない「噛み合わせ異常」
矯正治療は、歯ならびや噛み合わせの不正を整えるために非常に有効な手段です。ただし、あごの骨に大きな異常があった場合、矯正治療単独で解決することは難しくなります。 とくに、あごの骨格的な異常が認められるなら、「外科的矯正治療」が必要です。外科的矯正治療を用いれば、噛み合わせの問題だけでなく、顔が変形しているという問題についても解決することができます。 「しゃくれ顔」「顎がない」「顔がゆがんでいる」などといった顔の問題も、外科的矯正治療も用いることで改善することができるのです。 ここでは、「外科的矯正治療」が必要となる不正咬合(上下の歯が適切にかみ合って ...
ハリウッドセレブの横顔がキレイな理由
ハリウッドセレブの横顔はとてもキレイで、憧れているヒトも多いはずです。西洋人の横顔がキレイなのは、「Eライン(または、エステティック・ライン)」が整っているからです。 Eラインとは、「ヒトの横顔を真横から見て、鼻先とあごの先端を結ぶ線のこと」を指します。これは、横顔の美しさを判定するのに、よく用いられている基準です。 西洋人では、このEラインに口唇が触れない状態が、最も良いとされています。一方、日本人の矯正治療では、Eラインに口唇が触れるくらいの仕上がりを目指します。 西洋人と日本人でEラインによる口元の判定基準が異なるのは、それぞれの身体的な特徴が違っ ...
第二次性徴期が、出っ歯の治療する最高のタイミング
乳歯が全部抜け落ちたから、そろそろ矯正を考えるべき? でも、もう少し大きくなってからでも大丈夫じゃない? 中学生になってはじめても、遅すぎることはないでしょう・・・ もし、このように考えているのであれば、注意が必要です。なぜなら、歯列矯正を行うベストのタイミングを逃してしまう心配があるからです。 実は、噛み合わせ異常の種類によっては、永久歯が生えそろう前に本格的な歯列矯正をはじめた方が、圧倒的に有利な場合があります。 たとえば、出っ歯の歯列矯正です。ここでは、お子さんの出っ歯治療について、本格的な歯列矯正を最高のタイミング開始するメリットについて説明します。 これを読 ...
大人の歯列矯正で配慮すべきこと
矯正治療を希望される大人の患者さんが、近年増加傾向にあります。虫歯治療の経験も少なく、歯周病も軽度であれば通常通りに矯正治療を行うことも可能です。しかし成人の患者さんでは、歯周病が進行していることや、既に複数の虫歯治療が行われていることも少なくない。また保存困難な歯や、既に歯を失っているケースもある。このような場合、矯正治療だけでは対応できない。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 大人の矯正治療では、矯正治療のみで完結しない場合があります。歯周病治療やインプラント、差し歯の治療が必要となる場合です。インプラントや、被せ物(差し歯)治療が必要な場合は ...
親知らずは、女性の敵
矯正治療中、もしくは治療後に、親知らずの抜歯をオススメしています。 なぜなら、状態の悪い親知らずを放置すると、歯並びや噛み合わせが崩れる危険性があるだけではないからです。突然、親知らずに大きな痛みが起こったり、手前の歯を巻き込んで悪くしたりすることがあるからです。 とくに、あなたが女性なら、親知らずは必ず抜いておくとこをオススメします。なぜなら、男性に比べて女性のほうが、親知らずによる悪影響を受けやすいからです。 ここでは、女性における親知らずの悪影響と、親知らずを若いうちに抜いたほうが良い理由について説明しています。 親知らずのトラブル 親知らずが痛むのは、体調を少し崩し ...
歯周病と、大人の歯列矯正
「歯周病(ししゅうびょう)」とは、細菌感染によって歯を支える骨の一部が、少なくなってしてしまう疾患です。骨が極端に少なくなると、歯が動揺したり抜け落ちてしまったりする危険性もあるのです。 大人になって歯列矯正を行う際には、この歯周病が大きく関係してきます。なぜなら、矯正治療中に、歯周病が発症したり、悪化したりしてしまうケースがあるからです。 あるいは、重度の歯周病があるために、むしろ積極的に矯正治療を開始する場合もあります。なぜなら、歯周病をもつ患者さんに矯正治療を行うことで、歯周病の進行を食い止め、歯の寿命を延ばすことができるからです。 ここでは、歯周病の進行度に応じた矯正治 ...
矯正治療で、子供の鼻腔を拡大するメリット
矯正治療で得られるのは、歯並びや噛み合わせの改善だけではありません。場合によっては、矯正治療を行うことによって、副次的に、他の効果を得られるケースがあるのです。 たとえば、鼻腔(びくう)の拡大です。鼻腔については、大辞林では以下のように説明してあります。 鼻の内腔。気道の始まりをなし、嗅覚をつかさどる。吸気を暖め、空気中の異物を取り除く働きがある。 つまり、鼻腔とは、鼻呼吸する際に関係する空気の通路になる部分のことなのです。それでは、お子さんの鼻腔を積極的に大きくなることで、どのようなメリットが得られるのでしょうか? ここでは、矯正治療によって、子どもの鼻腔を広げることで得られる ...
適齢期の女性へのアドバイス
歯列矯正は、歯科治療の中でも比較的安全な治療です。そのため、妊婦さんであっても安全に治療を行うことができます。 ただし、妊娠しているケースでは、少しばかり配慮が必要になります。なぜなら、妊娠中は、虫歯リスクと歯周病リスクが悪化してしまうからです。 中には、悪阻(つわり)があるときに、歯磨きがまったくできなかったり、通院が困難になったりするケースもあるため注意が必要です。 ここでは、適齢期の女性が、歯列矯正を考える際に考慮すべきことについて説明します。 妊娠と矯正歯科治療 矯正治療中に、妊娠がわかった方 妊娠中であっても、矯正治療は通常通りおこなうことができます。 た ...
見た目だけじゃない 私が八重歯の歯列矯正を決心した本当の理由
テレビや雑誌で活躍する芸能人やモデルさんの中にも、八重歯(やえば)がかわいいと評判になったり、笑ったときに見える八重歯がチャームポイントになっている人がたくさんいます。 しかし、テレビや雑誌で活躍している人の多くも、20歳を境界にして、八重歯を急に治療しはじめるのはなぜでしょうか? なぜ、自分のチャームポイントを無くしてまで、八重歯を治療したいと思いはじめるのでしょうか? なぜなら、八重歯を実際にもっている人にしか分からない「日常生活への支障」があったり、「わずらわしさ」を感じる場面がたくさんあったりするからなのです。 ここでは、八重歯の人が普段困っていること、そして、今 ...
リンガルアーチを用いて、子供の受け口を効果的に治す
小児期の受け口(または、反対咬合)は、早い段階で改善しておくことが非常に大切です。なぜなら、受け口の噛み合わせの状態は、下アゴを拡大したり前方に成長誘導したりするための矯正装置を、24時間装着していることとまったく同じだからです。 そのため、お子さんの受け口を放置すると、お子さんの下アゴが極端に成長し、受け口の問題が深刻化する心配があるのです。 小児期の受け口治療の方法には、複数の方法があります。そのため、矯正治療を開始する前には、精密検査を行い、適切な治療方法や装置についてしっかり検討することが重要なのです。 ここでは、お子さんの受け口を治す装置の中でも、リンガルアーチを用い ...
矯正装置の後に、抜歯を行ったほうがいい◌◌の理由
歯列矯正において、途中抜歯が必要になる方も当然いらっしゃいます。どのなたにとっても、抜歯については不安に感じるものです。「いつ抜くのですか」「装置がつく前ですか、後ですか」「全部一度に抜きますか」などと、たびたび質問を受けます。結論としては、抜歯を行うのはいつでも良いのです。でも、私はほとんどのケースで、装置をつけた後から抜歯をお願いすることがほとんでです。そこには、いくつかの理由があります。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ここでは、矯正装置をある程度装着した後で、抜歯を行う理由について説明して行きます。 ・・・・・・・・・・・・・・・・ ...
カレーだけじゃない 歯列矯正中の装置を汚く着色する食べ物はこれだ
歯にブラケットなどの矯正装置をつけはじめると、控(ひか)えてほしい食べ物があります。たとえば、ガムやキャラメルなど「粘着性の強い食べ物」です。 なぜなら、粘着性のある食べ物は、ブラケット装置やワイヤーにからみつき、通常の歯磨きを行っても取り除くことが困難だからです。そのため、ムシ歯の発生原因となったり、矯正装置を壊したりすることがあるからです。 しかし、粘着性の強い食べ物以外にも、歯列矯正中の患者さんにとって、アウトとなる食べ物があることを御存知でしょうか? それは、カレーライスなど、矯正装置を着色する食べ物です。 しかし、このような装着中の装置を汚くしてしまうのは、私た ...
矯正の抜歯が痛くない3つの理由
矯正治療を行う際、抜歯が必要になる場合があります。 たとえば、歯のデコボコが強くすべての歯を並べることができなかったり、前歯を積極的に引っ込めたりする必要がある場合です。 ただし、その抜歯が嫌で、矯正治療に踏み切れない患者さんもいるようです。抜歯ときいて、どうしても心配になってしまうからです。 ただし、そこには、大きな勘違いがあります。矯正治療で行う抜歯は、悪い歯の抜歯や親知らずの抜歯とはまったく違うからです。 そのため、矯正で行う抜歯は、痛んだり、出血したりする心配がないのです。ここでは、矯正治療で行う抜歯が痛たくない理由について説明していきます。 麻酔の痛みについて ...
口ゴボの歯列矯正をはじめる前に、知っておくべき大前提
生まれつき綺麗な横顔の人を見ると、本当にうらやましいですよね。 とくに。「自分は口ゴボ(くちごぼ)である」もしくは、「自分の口元が飛び出ている」と感じている人にとっては、死ぬほどうらましいと感じるはずです。 そして、自らも「キレイな口元になりたい」「人並みの口元になりたい」と思っているのは、あなただけではないのです。 事実、口元の改善を希望して矯正相談にくる女性が数多くいらっしゃいます。そして、その方たちのほとんどが、歯列矯正を受けることによって、実際にキレイな口元を手に入れているのです。 ただし、口ゴボの治療については注意が必要です。なぜなら、歯列矯正だけでは口ゴボの問 ...
矯正治療が、たった半年で完了する理由とは
矯正治療の治療期間を短くする方法の1つとして、「スピード矯正」があります。 スピード矯正とは、矯正治療を行う際に、「歯周外科(ししゅうげか)」を併用する方法です。矯正治療中に歯周外科を行うことで、治療期間を大きく短縮することができるのです。 ここでは、歯周外科を行うことで、矯正の治療期間を短縮できる理由について説明します。 スピード矯正で行う歯周外科 スピード矯正とは、ブラケットとワイヤーを用いて行う通常の矯正治療に、「歯周外科(ししゅうげか)」を併用する方法です。 スピード矯正で行う歯周外科は、歯を支える部分の骨に、小さな穴を複数あけたり、切れ込みを加えたりする処置のこと ...
矯正用インプラント 外したときにできる穴は、大丈夫?
歯の矯正治療が完了した後は、ブラケットなどの矯正装置を外すと同時に、ミニインプラント(または、インプラントアンカー)も取り除きます。 ミニインプラントを行った患者さんと話をすると、このミニインプラントを外す際の痛みや出血について、非常に心配している方が多いようです。 しかし、ミニインプラントの除去は、歯の抜歯とは全くことなります。局所麻酔も使用しませんし、出血や腫れたりすることもありません。 ミニインプラントを埋入した時と同じように、「案ずるより産むが易し」なのです。 ここでは、矯正治療終了後にミニインプラントを外した際の傷の治り方について説明します。 ミニインプラント ...
矯正治療中のゴムかけをサボらず、継続できた先輩たちの工夫とは・・・
矯正治療が進んでくると、「ゴム掛(か)け」、または「顎間(がっかん)ゴム」と呼ばれる治療が始まります。 ゴム掛けとは、下アゴの装置から、上の装置に向かって矯正用の輪ゴムを自分でかける行為のことです。 このゴム掛けの期間は、矯正治療の中でも非常に重要なステージです。なぜなら、ゴム掛けが不十分な場合、治療がまったく進行しないだけではなく、噛み合わせが、むしろ悪くしてしまう可能性が高いからです。 ここでは、ゴムかけにつまずく理由と、その対策について説明します。 矯正治療における「ゴム掛け」とは 「ゴムかけ」または「顎間ゴム(がっかんごむ)」とは、下アゴから上アゴに向かって、様々な ...