装置があまり目立たない格好で、矯正治療を行いたいと考える方が圧倒的に多いのは事実です。しかし、その一方で「矯正治療を楽しもう」と考える中学生や高校生も多くいます。
たとえば、カラークリップを用いて、矯正装置をかわいくオシャレにする方法です。最近、派手な装置をつけて、矯正治療を行っている中学生や高校生を見かけたことはありませんか?
あれは、矯正装置をさまざまな色のカラークリップでデコレーションし、矯正治療を楽しく行っている中学生や高校生の様子だったのです。
ここでは、このように矯正治療自体を楽しんで行うための方法の1つである、カラークリップで矯正治療を飾(かざ)る方法について説明します。
クリップとは
クリップ(または、モジュール)とは、歯の表面に貼りつけたブラケット装置に装着する小さな輪ゴムのことです。このクリップを用いることで、ブラケット装置に、ワイヤー(または、針金)を固定するのです。
通常、用いるクリップの色は透明、もしくは歯に近い色のクリップを使用することが一般的です。なぜなら、その方が、矯正装置を目立ちにくくすることができるためです。
しかし、最近では、「赤、黄緑、橙、金、銀、桃、紫・・・・」など、さまざまな色のカラークリップが準備してあります。そのため、矯正装置を目立たなくしたいと考えるよりもむしろ、月一回のクリップ交換の際に「今回は、どの色のクリップにしようか」「どんな配色にしようか」と楽しんでいる中高校生が非常に多いのです。
単色でデコレーションした事例
赤
緑
みず色
クリスマス
スイカ
メロン
雛祭り
ハロウィン
オリンピック
レインボウ
(赤・橙・黄・緑・青・藍・紫)
あじさい
(紫+赤紫)
まとめ
矯正治療は治療期間が長いこともあり、途中、辛く感じることも多いです。しかし、カラークリップを使用することで、矯正治療をむしろ楽しんでいる中学生や高校生も非常に多いのです。
中には、せっかく目立たないよう白いブラケットにしたにもかかわらず、友達の様子を見て「かわいい」「楽しそう」と、カラークリップにしてしまう人も少なくないのです。
よって、矯正治療を考えている中学生もしくは高校生の方は、目立たない矯正治療を考えるよりも、カラークリップを用いて矯正治療を楽しんでみてはいかがでしょう? いろいろな色を試すことで、気分転換できたり、イメージチェンジできたりして、きっと矯正治療を楽しめるはずです。